「賞・べスト選定ビジネス」で抜きん出ると、商売としておいしいよね、という話はこの道場本舗も好きで何度も論じているが、やはり「このミス」で信頼性を確立した宝島社は、マンガ賞、格付けの分野でも着実に権威を増してきているようです。
- 作者: このマンガがすごい!編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/12/04
- メディア: 単行本
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朝日新聞社の「手塚治虫文化賞」は、また別の、ちょっとオオヤケというかタテマエがやっぱり主催者のカラーもあるし(笑)、無しにするわけにもいかないからね。
宝島社に格付けの権威をすべて与えるのもちょっとしゃくに障るが(笑)、この年末ガイドのおかげでそもそも小生も「あずまんが大王」や「のだめカンタービレ」を知ったのだから(両作品とも掲載媒体的に、普通なら目に入ってこなかった)、そういう恩もある。
さて、今年の第一位は。
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/2008_5e55.html
を経由して
http://tkj.jp/book/book_01614101.htmlへ。
2007年ランキング総評 オトコ編
作品解説
オトコ編1位インタビュー
柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」
今年も、両方知らない作品が来たな。リンク先の「漫棚通信」もオトコ編1位に関して「そんなに評価が高いのか」と驚いています。
しかしまあ、賞・格付け競争というものを考えるなら、ブログの集合知を結集し、マンガや本の2007年ベスト選定で、少なくとも無視できないような権威のある格付け・ランキング・賞を作れないかな。
まあ、それには金と人と手間が必要ですから、今のところは無理だ。
どこかが核になろうと手を挙げれば、可能性はあるかもしれない。質としての中核なら、それこそリンク先のブログが中心になりでもすればどこにも負けないランキングとかは作れそうですけど。