ますは地上波決定、あ、なんともめでたいナ。
本当は、ここにたどり着くまでの艱難辛苦を振り返り、あわせて電車で直接書店を回って配本し、公認会計士に「電車代のほうが本の儲けより高くつくでしょ!」と怒られた「小さな紙プロ」時代からの山口日昇氏の軌跡を振り返るエントリを書こうと思ったのだが・・・その前にこれだ。
──先ほどの会見では『Dynamite!!』に宣戦布告しておられましたが、すでにあちらからも弾が飛んできています(笑)。
山口「マジですか!(笑)。誰が言ってるんですか?」
──FEGの谷川さんが「ボブ・サップが出たら契約違反」だそうです。
山口「け、契約違反!?(笑)。……まあ、契約違反でもなんでもプロレスは出せますからね。あ、ここ笑うとこですよ(笑)。サップ選手はウチとプロレスの契約がありますのでまったく問題ありません!
K-1さんとサップ選手の間にはもろもろ話し合わなければならないことがあるとは聞いてますが、ハッスルとサップ選手の間、ハッスルとK-1さんの間にはなにも問題はないと我々は認識しています。
ただ、こちらは格闘技の契約はしていないので、サップが『Dynamite!!』に出場するとなった場合には“Wヘッダーは可能なのか?”とか“どっちを選択するのか?”といった問題は残されてますが、我々はこちらに出ていただけると思ってます」
──曙選手は?
山口「曙選手……あ、モンスター・ボノのことですか?(笑)。ボノはこちらに出ていただけると思ってます。ただボノ選手は、サップ選手と違ってFEGさんを通した契約なので、ちゃんと許可をいただかないとダメですね。そこを僕は無理やりこじあけてまで出そうとは思ってませんけどね」
一方。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20071105-00000017-spnavi-fight.html
曙とボブ・サップにオファーを出していることも明言。サップはすでに11月25日の「ハッスル・マニア2007」(横浜アリーナ)でのHG戦がすでに正式に発表されているが、谷川プロデューサーは「他団体に出ることは構わないんですけど、こちら側に何も連絡をしないままやっているので、それが困ります。大みそかはまだウチの契約が残っていますから、ハッスルに出場するのであれば契約違反になりますね」と、釘を刺した
選手ごとに契約というのもまるで違うですけれど、類推する中ではザ・プレデターが、「格闘技はK-1の独占だけどプロレスはできるよん」という契約でした。ただ、同じ日にオファーがあるときはK-1を優先・・・とかがあるのかはしらん。身は一つなんだから、そのへんは当然縛りがあるのだろうけど。
そういえばK-1もK-1で、この前の「ホイス・グレイシーvs曙太郎」は
K「曙と契約しますた」
P「ホイスはうちとの契約があるんだゴルァ!」
K「それは貴方とホイスの問題。うちとホイスは別に契約したんだから、そっちの問題はそっちで話し合ってください」
だったよな。似たような話だ(笑)。
しかし、逆に言うと曙・サップと、二人もハッスルが是非ほしい人材を参加に収めてるK-1のすごさよ(笑)。
ハッスルには(プロレス契約だろうけど)格闘技も出来るマーク・コールマンなどの人材もいるわけだから、そのへんでいろいろ交渉したり、駆け引きの余地もあるだろうしね。もともと山口氏と谷川氏は、相互に敬意も畏怖もあるはずだし。
それに、両団体でこっちに出る、あっちに出ないで揉めると結果的に年末のスポーツ紙の紙面を奪うことが出来る(笑)。いや、真面目にそうだよな。出来レースでもなんでもやったほうがいい……と言いたいところだが、今またスキャンダルイメージやゴタゴタの印象付けがされたらマイナスだな。
どっちがいいのか、分からんけれどもうまく調整できればね。
そして、コラボレーション問題については結局誰も聞かなかったのかいな。
これはあとで書こう。