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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

5月30日にネオブラッド準決勝再試合。再論”競技に非ず”のパラドックス

http://www.pancrase.co.jp/tour/2007/0530/index.html

■ 第13回『ネオブラッド・トーナメントフェザー級 準決勝戦 5分2ラウンド
吉本光志(AJジム) vs 長谷川孝司(パンクラス稲垣組)


5/6(日)ゴールドジム大会で行われたフェザー級準決勝の「吉本光志vs長谷川孝司」戦がアクシデントによる反則決着となりましたが、両者の強い希望により、今大会にて再戦を行うこととなりました。
なお、この試合の勝者が7/27(金)後楽園ホール大会、第13回『ネオブラッド・トーナメントフェザー級勝戦に進出致します。なお、この試合は本戦開始前、18:30より試合を行います。

たんなる再戦ではなく、やはり正式に勝者が決勝戦に進出することになった。
これは、何度も言うけど教義的、いや競技的にはヘン。反則勝ちとはいえどれっきとした勝利であり、そもそも決勝進出者のインターバル期間に大きな差も出てしまう。
こういうかっちりした文章で説明しているからなんとなく納得してしまうけど、これが例えばリングにサングラスをした尾崎社長が上ってきて
「双方納得してないから再試合、いいじゃねえか。俺も今日、再戦させようと思ってたんだ」
と言い出す光景を考えてみればいい。

しかし、実際にあのスッキリしない光景を見ていた観客にも、何よりリングで実際に拳を交えた二人にも、この”プロレス的”ともいえる裁定が一番しっくりくる。ルールとは、公正とは得てしてこういうことになるのである。