http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20061011/1160572060
経由で
http://bogusnews.seesaa.net/article/21902568.html
「がんばって手術しようよ」
「いやだ! がんばったって、なんでもうまくいくわけじゃないじゃん!」
「そんなことはない!
がんばることは大事だ!
がんばればなんだってかなうんだ!」
「じゃあ、そっちが証明してよ!」
「…いいだろう。 約束だ。
明日のタイトルマッチ、絶対にがんばってみせる。
もしがんばって勝ったら、 きみも手術をがんばるんだ」
Aくんとゆびきりをして、戦いの舞台に向かった。
…試合は苦しい場面の連続だった。
やがてゴングが鳴った。結果は…2対1のみごとな判定勝ちだった。少年との約束は、みごとに果たされたのだ!
「もうだめかと思ったときもあった。しかし、そんなときも少年との約束を思い出し、死ぬ気でがんばった。子どもの夢は裏切れませんからね」
ジャッジらは、こう語った。
ときに、最初の考案者には最大の経緯を評するが、勝手に一部改作させてもらった。これは最後に正体を明かす叙述トリックにしたほうが絶対いいと思う。
こういう叙述トリックで、一番すきなのは星新一の「妖精配給会社」
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/11/30
- メディア: 文庫
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に収録されている某作品だな。題名は伏せておかないと。
あと、いくつか紹介したいのがあるが、ばれちゃうと興が冷めるからな。