おなじみ「てれびのスキマ」http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20060917
経由でhttp://blogs.yahoo.co.jp/arimoro05/39959245.html
私の芸能界へのズレもそろそろ堂に入ってきたもので、「よゐこ有野」知らんわ。
でも、このエントリは確かに面白い。
というか、これも広くいえば「芸談」なわけですけど、例えばゴング格闘技が「技術論を知れば、勝った負けたで楽しむ以上に試合を楽しめる」といってるでしょ。それと同じように、お笑いトークも、どっちを格上に見せるかとか、ここで落としていいのかとか、こっちに話を振るのはどうかという「技術論」がいろいろあるでしょ。
明石家さんまなんかかね、トークの最中に、話題そのものでなく、この「トーク技術」そのものを話題にするというメタ的なことを始めたのは。
あれがおもしろい。だから最近、彼らもそれへの言及が多くなった。
彼らの中でも、「ガラスの仮面」のように
「○○○・・・恐ろしい子・・・・・・・・」
「この勝負、私の負けだわ・・・・・・・・・」
と日々、「トーキング・バトル」を行っているのだろう。
こういう、笑芸人らが語るフリートークの技術や、「技」を解説した本を作って欲しいな。アンソロジーのように上の文章みたいなのを集めてもいい。
小林信彦のような名解説者がいてもいいけど、ここは当事者ベースで。
前も書いたけど、その隠れた名著が
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です。どこかが文庫に収めてもいいと思うんだが。
「てれびのスキマ」おまけ
■「ライオン丸」テレビ東京でリメイク
主題歌も名曲「風よ光よ」を串田アキラがカヴァー。そしてなにより意外なのは脚本演出が大根仁。
この番組は昔のも見たこと無いけど、歌がノリがいいのは知ってる。
それはともかく、不思議なのはこれってビープロ作品だろ?
このビープロが終わるときは相当グダグダな倒産の仕方をして、そのせいで権利関係がすごく複雑かつ怪奇になってしまった・・・という話を岡田斗司夫だか宝島社の
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で読んだ記憶があるんだけどね。クリアされたのだろうか。