INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「僕は修斗しかやりません」と言った半年後にPRIDE武士道に上がる青木真也をどう考えるべきか

http://www.boutreview.com/data/reports05/060217shooto.html

・・・青木は師匠の中井祐樹氏と抱擁し涙を流す。マイクを持つと「アマチュア修斗)抜きでプロデビューさせてもらい、1位にならず王座に挑戦でき本当に幸せです。菊地選手は偉大な王者で、デビューの時から尊敬していました」等と感謝の言葉を述べた。最後に一言と求められると「今、修斗で勝つことが他団体の登竜門みたいになってるけど、俺は修斗が一番だと思っています。俺は一生修斗しかやりません」と宣言した。

これがまだ、半年前だというのは、これを書くために検索して気づいた(笑)
当時もちょっと触れているね(「青木真也」のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%c0%c4%cc%da%bf%bf%cc%e9
もともと、青木は就職だ引退だなんだとファンが書いていたとき、DEEP代表兼PRIDE武士道広報の佐伯さんが自分の掲示板で「まあ、見てなさい」と自信たっぷりに書いていたんだよね。あのころからこうなること、佐伯さんは分かっていたのかな。
でも、分かっていたら当の青木自身、こんな発言しなかったろう(笑)。


もともと就職をやめようが続けようが、推薦枠がどうこうとかいう話は置いておけば彼自身の人生であり、判断だ。
沢木耕太郎も一日で退社、小田嶋隆もすぐ辞めたはず。格闘技だって、高阪剛佐竹雅昭角田信朗も就職内定を蹴ったはずだ。


それに、青木真也はこれで修斗と絶縁するかというと多分、小方イズムをさて置いて連携した、PRIDE-修斗両者の友好関係(?)を考えればそんあこともないんじゃないだろうか。
たぶん、PRIDEで活躍しつつも修斗のビッグマッチに出場、PRIDEからお客さんを連れてくる・・・という、川尻達也と同じような形になると予想しますよ。(違ったら、青木もそりゃ批判を浴びますけどね)


だから、本来はあんまり今回のPRIDE武士道出場は問題は無い。
要は、一にも二にも青木自身が、「一生修斗しかやりません!」と勝手に高いハードルを宣言して、ついでに「他団体の闘龍門に思われている」とか、他の選手への批判ともとれることを言っちゃったことだけが結局は問題なんだよ。

なんで、こんなことを・・・それだけ正直なんだろうし、若いんだろうけどね。
意識や考えが変わったのなら、それを何度も説明するしかないだろうけど、まあみんな、こういうことは最初から言わないほうがよろし。

ところでゴシップ的に

これは第三者の目で見られる場所にあったものだから触れさせてもらうけど、某所の文章では、矢野卓見選手(と明示してはいないが、彼の文章であることは、状況的に確認できる)は青木真也選手にあまりいい感情を持っていないことが伺える。
どっちがいいか悪いかとかは中のことを知らないとなんとも言えないが、まあいろいろあったんだろうね。
体重は、やや差があるからこの二人が総合や組み技の試合で対峙することはないか。

そういえばPRIDE・HERO'Sという大舞台を、ヤノタクは残念なことにまだ踏んでいないな。