前振り
くだくだ例の「パソコンが不調で更新出来ません」話をするのも意味がないので略すが、この一文は代替策を弄して書いております。いよいよ最後の手段を用いるつもりなのでしばし待たれよ。
そういうわけで、ここしばらくは興味深いこと次々続きましたが、思いをつづることできずストレスがたまった。それより何より、気の聞いた事を思い付いてもどんどん忘れる(笑)。
「思考メモとしてのブログ」というものの価値を思い知らされた。
さて、ジョシュとノゲイラは
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラというのも相当大好きな選手で、中村和裕とかカズ中村とかドンキホーテ中村とか（同じだ）と戦ったときのように完全に一方的な肩入れで応援できないのがツラいところだが、何しろそんな心情を抜きにしても、とにかく世界の頂点に位置する神神の一人である。
これをどう攻略するか。
やはり寝技は、ノゲイラの土俵だし上回っているだろう。ボクシングも、やはりキューバ五輪軍団との練習もあり侮れない。
では、突破口は何かというと、例えば技術論で名高い布施鋼治氏（風刺）なら違った見方もあるのだろうが、私がシロート的に見ているに、実は絶不調だったｖｓミルコ・クロコップの２戦目にヒントがあるのでは、と思います。
あの時、ジョシュは相手の打撃を封じるために、体ごとつっこんでいき、押し合いで勝ってミルコをコーナーに詰め、そして重爆膝蹴りを叩き込んでいった。
膝蹴りは隠れたジョシュの守護神。スーパーブロウルの試合（youtube参照）もアンブリッツ退治も、元無敗のキックボクサーでもあるジョシュの膝が大きな役目を果たしていた。
もちろん不用意にやったらテイクダウンを狙われるけど、コーナーにつめて相手を封じてからなら。退屈だと言われるかもしれんが、最初はダメージの定期預金だよ。そこは我慢してください、お客さん。
さすがにジョシュは減量・ノゲイラは増量したとはいえ、リング中央でヨーイドンでどっちが押し出しますか、といえば前者だろう。ノゲイラは引き込みをするかもしれんが、その場合はヒョードル的に深追いせず、三角を防ぐ事だけに集中した戦いをすればいい。
ノゲイラのタックルはあまり恐れないけど、ただボブ・サップやズールに決めた「タックルを切ったと思ったらあれあれノゲイラが腕に巻きついて、おや何で俺は下なんだよ」技は怖いな
（なんて言うの？）。あれ、０２年のサップ戦後に影響された小生が試してみたら、成功しちゃった。
俺が成功するということは、すごく確実性が高い技なんだよ(笑)
あと、どんなヘナチョコタックルでもクワガタタックルでも、一回テイクダウンすればノゲは逃がさないだろうという怖さがある。
まあ、どうなるでしょうか。
「汝テセウスたれ」とは
字数の制限ゆえに由来を書き込めなかったが、コメントでフォローしてくれる人もいました。ありがとう。
つまりこれね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%82%B9
ミノタウロスは成長するにしたがい乱暴になり、手におえなくなったミノス王はダイダロスに命じて迷宮（ラビュリントス）を建造し、そこに彼を閉じ込めた。ミノス王はミノタウロスの食料としてアテナイから9年毎に7人の少年、7人の少女を送らせることとした。
3度目の生け贄にアテナイの英雄テセウスは混ざりラビュリントスに侵入しミノタウロスを倒した。脱出不可能と言われたラビュリントスはミノス王の娘アリアドネからもらった糸玉によって脱出した。
わたしは未見だが、ヘンデルがオペラにもしているそうだ。
http://www.h5.dion.ne.jp/~goten/handel1734.htm
ちなみに、この迷宮を造った名工ダイダロスの息子がイカロス。
あの翼も、この技術者の作りしものだったが、技術の限界を認めず神の領域にまで挑んだがゆえに、息子は命を失ったというわけだ。
技術屋の業を象徴する話というべきか。
それは脱線ですが、前述の引用のように、ミノタウロの迷宮から無事に抜け出るには、コメント氏のいうとおり糸玉が要る。
今回のＰＲＩＤＥではその糸玉はおそらく「声援」。
アリアドネは、あなただ。
（俺今、すごくいいこと言った？）
おまけ
いいこと言ったそばから余計なこと書くのもナンだが、ジョシュはもうひとつの隠し武器があるよね。皇弟アレキからみるみるスタミナを奪った秘孔突き。
「シャックリツーノハドコガケイレンシテルンダッケ・オウカクマクデス（略）ソコハミゾオチデスヨー」ブローがある。
これをいかに効果的にぶちこめるか。
矢野武アナにおかれては、きちんとこのボディブローの名称を、実況では略さず正式に連呼するように。
・・・・もっとも、スカパー実況がその時もあればだがな(笑)
(続く)
