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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「ジェロム・レ・バンナがUFC参戦問題に答える」訳(全部訳しました)

どっかでもうやってないだろうな。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060213#p1(元記事・MMAweekly)の訳。


お前たち、元気か。
まずは何より、ファンのみんな、とくに俺(のティム・シルビア挑戦)を後押ししてくれて、「MMAでも、やつはティムに勝てるよ」と考えてくれるアメリカのファンにサンキューをいいたい。正直言って、アメリカのファンがこんなにフェア・プレー精神を持っているとは思わなかったぜ!いろんなサイトのフォーラム(MMAWeekly, Sherdog, MMA.TV, Ironlife なんかだ)でも、大多数が俺の勝ちを予想してくれてる。
そういう中で話されている議論について、それなりに返事しておくか。

【その壱】
おれは、他の組織に挑戦状を叩きつけることが、そこへの敬意に欠ける行為だとは思っていない。挑戦というのは、スポーツにおいては、興奮と熱狂をもたらし、お互いに好試合を導くものだ。それに俺が覚えている話では、ティム・シルビアはPRIDEチャンピオンに挑戦していたじゃないか。



【その弐】
おれは、1試合ずつめいめいのオーガニゼーションで闘う、2試合制を提案したわけだ。
ここで、ティムがMMAしか経験していないとか、その他のルールがどうこうとかが問題になるとは思わないね。だからこそ、おれは公の発言として、自分もUFCの金網に乗り込んでティムと闘いたいといったんだ。

今、おれはダナ・ホワイトZuffaのまな板の上に載っている状態で、俺のマネージャーに彼らからメールが届くのをひたすら待つつもりさ。やつらが一筋縄ではいかない、手ごわい一方、真摯なやつらだというのは分かってるから、心配してないよ。マネジャーのメールアドレスは***だ。www.jerome-le-banner.comが、俺の公式サイトだ。



【その参】
なんで戦いたい相手がシルビアで、現王者アルロフスキーじゃないかって?
2つ理由がある。


まず、俺がもう「ティムの打撃ってすげえよ!!」とか書かれてる文章を読むのに、飽き飽きした・・・っていうことがある。俺は、やつがワールドクラス(の打撃)には遠く及ばないことを証明できると思っているんだ。


それからもうひとつ、俺はAAクラスに挑戦しようというほど傲慢じゃない。
俺はMMAでは新参者で、アンドレイ・オルロフスキーは頂点に位置している。俺は寝技がまだ得意じゃないと自分でわかっているしな。それはまだ早いってもんだろう。さらに進歩しなきゃいけないんだ。
俺は正直に言うし、自分を必要以上に飾り立てるつもりはない。みんなは、俺が臆病者ではないとは分かってるだろうが、リアリスティックにもならないとダメだろ。
それにどっちみち、UFCが現王者とよそからのファイターの試合を組むはずは無いだろうしな。



【その四】
シルビアは、俺のことを取るに足らない選手で、挑戦したいならそれにふさわしいという証をみせろ、と言っているようだな。おいおい、やつは【視力に障害をわずらっている人】か?【聴覚に障害をお持ちの人】なのか?
アメリカ一国じゃあ、UFCのほうがK-1より有名だろう。でも全世界的に見れば、圧倒的にK-1>>UFCだろうが。シルビアは一歩アメリカの外に出れば全く無名だ。俺はそうじゃない。俺は、ベスト中のベストと幾度と無く闘ってきた。お前らは、ティムのことをそう見なせるかい?



【その伍】
シルビアは、敬意がどうこうと言っておきながら、俺のことを侮辱しているじゃないか? 
俺は、やつがティト・オーティズを侮辱した記事も読んだよ。全く矛盾もいいとこで、その矛盾を繰り返しているな。やつが大口を叩くなら、その前にティトと自分の実績を比べてみたらどうだ。ティトは敬意を払われるに値する、偉大なるチャンピオンだよ。



【その六】
それでもまだ、ああいう悪口を続けるようなら・・・俺はこれまで、何人もの大口野郎と向かい合ってきた。そして、それ以上、なぜかその大口は止まってしまったもんさ。俺がしゃべるときは、ファイトと一緒のセットなんだ。やつは俺のことや俺の国を「XXXXX野郎」とか「****」とか言うが・・・・さて、イザ俺とあいつが面と向かい合ったとき、ヤツが同じように言い続けられるものか、これは見ものだぜ。


とはいえ、俺はファンのみんなが、これらはあくまでスポーツの範疇に収まってる話だってことを、理解してくれていることを願っている。俺は、ヤツを同じように侮辱して、同じところまで落ちるつもりはさらさら無いんだ。


あいつ、俺や俺のスタッフに「UFC58に来てみやがれ!」と言ってもらえないものかね。そうすりゃ、観衆の前でやつにあらためて挑戦状を叩きつけてやる。
ああ、分かってるさ。やつはアルロフスキーとやるんだろ?でもそれが終わるまで待っててやるよ。シルビアに勝機はおそらくゼロだろう。まあ、アルロフスキーが、やつをあんまりこっぴどく痛めつけないことを祈るよ。


とにかく、ティムがそこにいて、UFCが行われる。
俺は、フェイス・トゥ・フェイスで、オクタゴンの中でやつに試合を挑みたいんだ。やつがリクエストしたようにな。


ま、つーわけでダナ・ホワイトよ。俺をUFC58にどうか招待してくれよ。
もっと情報が知りたいやつは、俺の公式サイトwww.jerome-le-banner.com を覗いてくれ。http://www.myspace.com/aka29もな。
じゃあな。

JLB

p.s : 俺はまだ、やつのサングラスが欲しくてたまらないぜ!

思ったより簡単だったので、「俺の英語力も向上したか?」と思ったのだが、よく考えたらフランス語から英語にした時点(もしくはバンナが英語で書いた時点)で簡単な表現になっていたんだろうな。