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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

中村和裕をあらためて考える

さすがに追加カードもないので、ざっと今までのカードを確認すると、近藤有己vs中村和裕という「2ちゃんねる向けキラー・コンテンツ」(笑)なこの試合をあらためて注目したいな、と思った。
中村にとっては、K-1堀啓以来の日本人対決である。
「近藤さんのことは尊敬しているが、僕は93kg(に減量するミドルの)選手ですから」という、意見としては基本的に妥当だが、一般の興味をひかない中途半端な煽りコメントがあったな。ま、近藤も近藤で「この試合に向けて多くの面で進歩しました。具体的には別にありませんが」という、またリアクションに困りそうなコメントを残している。
しかし、この受け手の微妙感も、また少しベクトルが違っていて両者ともに「らしい」。


ところでかえりみすれば、中村も随分と試合をしていたが、相手がブラジリアンかアメリカンかに関係なく、よく考えたら今までも全然応援してなかったなあ、と思い至る(笑)。
その原因は、デビュー戦(アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦1st)の時の、中村のおどりだ。あの三味線(「夕立」)の音楽に乗って、手と上半身を揺らしながら軽快にリズムをとっていたのだが、当時は坊主頭だったこともあり、「たこ踊り」にしか見えなかったの。まじで。
ビデオ見ると今でも衝撃的だ。私にとって、たこは永遠の好敵手。

ドカンと一発 ロケットで
月の裏側に 着きました
そこに出てきた火星人 拍子木叩いて馬鹿おどり
あんたのお名前 なんてェの
トニー谷「あんたのお名前なんてェの」より)


そういえば、キングカズになるとか言ってたが、カズといえばダンスだ。
この「たこ踊り」を勝利の際に復活してほしい。(勝つのは)来年からでいいから。