本日は蛸特集であったよ。
はっきり言って、めちゃくちゃ強いよ、たこ。でかいよ、大だこ。
あの、伊勢海老をからみとりタップさせるサブミッションの技の冴えを見たか。
かと思うと、アグレッシブが信条のウツボに鉄壁のガードポジションで少しも攻めさせない。島田裕二がレフェリーでなかったのも幸いした。
そもそもたこの足は筋肉そのもので、彼らのボディは川尻達也かボブ・サップかというほどのマッチョな筋肉質なのだ。
無口でごっついたこ たこが飲んでる水こそ
つっぱりミネラルウォーター ウォーター
ウォーター マッチョマン!
また先祖といわれるコウモリダコの神秘のカリスマ性はどうだ。
神か悪魔か
今CSでは「空手バカ一代」が好評放映中で、大山倍達(番組では飛鳥拳)はウシや熊と死闘を繰り広げるが、真の超人追求にはやはりたこと戦い、たこ殺しの称号を得ることが不可欠であったろうに。臆した、とは思いたくないが。
テレビによると、フランスの文豪ビクトル・ユゴーは人間と大ダコの死闘を、自分の文学として記録したという。
http://www.eonet.ne.jp/~bym/zusyo/takozu.html
大プリニウスの「博物誌」にも
タコが自分の触腕を食べ、しかも食べた触手は再生するという俗信
⇒キリスト教世界で 守銭奴の象徴近づく魚を引き寄せて捕食する
⇒誘惑者 裏切り者 悪魔
devilfishの名が一般化西洋では海の怪物
「オディッセア」の12本足と6頭の怪物スキュラSkyllaなどと混同された
さらに Pierre Denys-Monfort
P・ドニ・モンフォールの大著「軟体動物の博物誌」で
船を海中に引きずり込むという怪物クラーケンの正体を大ダコと断定し
地上で最大の狂暴な生物というイメージを定着させた
ユゴー「海で働く人々」1866 人間を襲うタコ
また、たこは薬師如来の使いだという。
次回はぞうですよ。アジアゾウ。