DEEPはご存知のとおり、佐伯繁代表が「選手から「試合に出させてください」と頼まれると断れない」と自称するだけあってカードが数多く並び、きわめて長時間興行になる。
自分は貧乏性で、数の多いのは基本的に歓迎しているのだがそれでもゲートを含めて観戦するにはいささかの覚悟が必要だ。
しかし、昨日はいかなる神の業か、偶然も実力差もあるのだろうが一本勝ちが続出。
９時半前に興行が終わったのは試合数から考えると驚くべきものでした。
内容も、個人的には満点か９５点を付けたい。
２時間枠では放送されない部分も多いだろうから、いや今回は無理して来て良かったよ。
詳しくはあとで書くと思いますが、メインの前田吉朗 VS TAISHOはほんますごかったでぇ。もしくはえりゃーすごかったがや。
TAISHOはお疲れ様でした。ダメージの蓄積もありそうだし、柔術指導専念でも今後活躍の場はあるでしょう。負けて悔いなき男の顔は、かくのごとし。（スポナビのカメラマン、見事！）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200510/28/b11/p15.html
DEEPは彼の活躍をたたえて、若手のフューチャートーナメントを「TAISHO杯」とかと名づけてはどうかな。
あと、大方の予想に反してというべきか、元ムエタイ王者さんは坪井選手をKO撃破。
猪木アリ（タイ人がアリで坪井が猪木）から、普通に相手の顔面を駆り飛ばしました。
また藤沼弘秀が、77ｋｇで「日本人唯一のメッカ・ヴァーリトゥード勝利者」高橋渉をパウンド葬。そういえば、このクラスが本来だったかな。
勝つときは１R勝利なので、彼の弱点であったスタミナがどう強化されていたかはわからなかったけど、もう少しいろいろなところで見たいものです。
