なんかエントリがイスラエルづいている。またまた前ふりを書くだけであれだが「国家の罠」に関してもイスラエルが重要な役割を果たすわけで。
ゲーム理論を自分は、高坂正堯氏の著作ではじめて知った。
「囚人のジレンマ」と書いておけば、ちゃんとキーワードで分かるようになるだろう。
(おお、なったなった。↓の通り)。
相手の出方によって自己の利益に違いが出るという設定下で、二つの選択肢が与えられた二人の人間が遭遇するジレンマ。
ある強盗事件の容疑で2人の男が逮捕された。別別に収監されている彼らに、取り調べ担当官は言う。
「相手より先に自白すれば釈放する。両方が自白した場合は、2人とも3年の刑にする。もし君が黙秘しているのに相棒が自白すれば懲役5年だ」(追記:二人とも自白しないで拘留期間が切れた場合は別件で懲役1年程度が科せられるとする)
ここで二人が連絡を取れる(あるいは堅い友情かなにかで結ばれている)ならば話は簡単で、二人とも黙秘していればいい。が、相手がどう行動するか分からない状況下で、お互いが自分にとって最良の選択(この場合は自白)をした結果、重い罪を受けてしまうという話。
(記憶で書いているので不正確な部分があるかもしれませんが、要旨としてはこのとおりです)
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/Jouhou/95/Takahasi/prisoner.html
最初のときは、ちょっと面白いゲームのような気しかしなかったが時を経るにつれて・・・さらによくわからない(笑)。
このゲーム理論を徹底的に研究したのが宮台真司だとも聞くがこれもよく知らない。
俺の理解だと、二人が両親指を立てて、「1」とか「3」とか言って、その通りの数を二人合わせて立てたら勝ちって遊びあるよね(あの正式名称はなんと言うんだ?)。あれはゲーム理論で説明できるような気がする。
そして、それは間違いなような気もする。