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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

スペースシャトル事故とハイテク、ローテク

ハイテクはミルコで、ローテクはホースト
そりゃキックの話だろ。

なんか今さっきの報道では、ディスカバリーはそのまま帰還できそうだという話らしくて人安心だけど、その前にある番組に出演していた科学評論家は「このままシャトルが帰還できなかったら、救援にロシアのソユーズが向かうかもしれない」といっていて司会のみのもんたが「そんなにロシアの技術は凄いんですか?」と驚いていた。
科学評論家いわく「昔の技術です。しかしその昔の技術を、こつこつと積み上げたんです」。


最近、アンテナに更新情報が伝わっていないようで浮上していない毎日新聞「発信箱」にこんなコラムが掲載されていた。

発信箱:米国という友人=元村有希子
 ペン先を上にしても字が書けるボールペンは、アポロ計画の副産物だ。米国土産の定番である。ぬれた紙にも書けるので、実験室でも使われる。

 米国より先に人間を宇宙へ送ったソ連(当時)も、無重力の宇宙空間で字が書けない事態に遭遇したはずだ。しかし「宇宙ペン」は生まれなかった。なぜなら、ソ連は次の飛行で鉛筆を使ったからだという。冗談としても、新しもの好きな米国と、手堅いソ連の気質の違いがよく見える・・・・(後略)

毎日新聞 2005年7月20日 東京朝刊

このへんはおそらく、軍事思想とか兵器思想とか、そういう部分にも反映されているんだろうね。例のカラシニコフの、シンプルであるがゆえに最優秀の銃としていまだに使われている話とか。江端謙介の本を読んだら、そんな話が書いてあったような記憶があるんだが、もっと詳しい人はいないかな。

ついでに「発信箱」の最近の目次を転載しておく(7月分)

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/archive/

28日 ブレア首相の夏=小松浩
27日 決定的証拠=元村有希子
26日 服部メロディーの昭和史=高橋豊
25日 投票の季節=山田孝男
24日 ウエスタンブロット=青野由利
23日 キトラ馬が描かれたころ=佐々木泰造
スウェーデン、なぜ?=野沢和弘
22日 米中逆転=潮田道夫
21日 私憤と公憤=小松浩
20日 米国という友人=元村有希子
19日 「一石仙人」と日本人=高橋豊
18日 遠い戦争と戦犯論議の軽さ=山田孝男
17日 ケアのケアを=鈴木敬吾
16日 抜けない宝刀も=松田喬和
15日 人民元と住宅バブル=潮田道夫
14日 責任を問う前に=小松浩
13日 美意識が危ない=元村有希子
12日 宮本常一の写真の肉声=高橋豊
10日 “愛知の恥”ですよ=森忠彦
9日 さらば巨人軍=松井宏員
風化=花谷寿人
8日 陰徳、陽報を得=潮田道夫
7日 ウィンブルドンの屋根=小松浩
6日 星空の学校=元村有希子
5日 SF映画「戦争」の終わり?=高橋豊
4日 総務会の華が散るとき=山田孝男
3日 古都の知恵は生きている=西木正
褒めるけど褒めない=伊藤元信
2日 長崎の鐘=広岩近広
たたかれない「たたき台」?=冨重圭以子
1日 石油の一滴は…=潮田道夫