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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

夕焼け番長ヘンゾが天才ペンに挑む・・・K-1ハワイだ、アロハオエ

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/

スカパーch739 フジテレビ739にて
K1 WORLD GP 2005 IN HAWAII 
インターコンチネンタルグランプリ
7月30日(土)13時〜19時 生放送
7月31日(日)13時〜19時 再放送

ずばり言って、まったく忘れてましたねえ。
いや、これはそのカードに問題があるとかいうわけじゃなく(だって日韓英雄対決ですよ!女房を質に入れても見逃せねえやべらぼうめ)、数多くの興行が続いたからつい海外大会は情報を忘れてしまうのだ。
つくづく、すごい時代になったもんだなあと思います。
昔は格闘技興行は2か月に一回ぐらいのものを、ひたすらメディアもファンも煽りながら待ったもんです、格闘技通信は毎回「興行リポートだけじゃページが埋まらない」のが悩みのタネだったという。
それが今は、全団体をならして考えれば、毎週1回あるようなもんだからね。

以前、「格闘技は点の興行にならざるを得ない。プロレスは毎週続く連続ドラマだからその強みで生き残る」という論があったけど、もちろんバラバラの興行であることはおいても、格闘技の「連続ドラマ」性も相当充実している。
いい時代やね。


さて、チェ・ホンマンvsWWEスーパースター・曙太郎さんの超絶カードはさておいて、この興行の中にはMMAも組み込まれている。才能という点では、天才だという評価しか聞くことのないハワイの英雄、BJペンが出場する。前回のランブル・オン・ザ・ロックで、彼はホドリゴ・グレイシーを下している。
そこで、一族の仇は俺が取ると出陣したのが、チョイ悪オヤジ、いや超ワルオヤジにして元・ブラジル番長総連合会総帥(宮下あきら風)のヘンゾ・グレイシーだ。

ヘンゾは大好きな選手だが、年齢などのアドバンテージを考えればかなりの苦戦は免れまい(というか、既にしてホドリゴのほうが勢いがあって強いでしょう、そもそも)。それでも、年齢差もまったくいとわず、過去の名声を大事に宝箱にしまうこともせず、アブダビ・コンバットも含めてUP TO DATEの格闘技界に留まる男。
そんな人の、ちょっといい話を紹介します。


紙プロ66号 ヒカルド・アルメイダインタビューにて、彼がヘンゾから黒帯を授けられた経緯を語っている。

−−アルメイダ選手が黒帯を取得したのは何かきっかけがあったんですか?


アルメイダ 「茶帯の時に出た99年のアブダビ・コンバットでヒーガン・マチャドに一本勝ちしたことがきっかけだよ。当時、ヒーガンはヒクソンにしか負けたことが無い柔術界では大物中の大物だったからそのヒーガンに一本勝ちできたというのは自分でも信じられなかったし、物凄く大きな出来事だった。それで試合後、アブダビの王子が選手を集めて船上パーティーを開いてくれたんだけど、そのパーティ最中にヘンゾやみんなに担がれて、海に放り出されてしまったんだよ」


−−手荒い祝福ってやつですね(笑)


「それで僕が海の中にまっさかさまに落とされて「何が起こったんだ」と思っていたら、ヘンゾが浮き輪代わりに黒帯を海に投げ入れて、「その黒帯は今日からお前のものだ」って言うんだ。そして船の上ではアブダビに参加したすべての選手が拍手して祝福してくれた。あれはホントに嬉しかったよ(ニッコリ)」


−−いや〜、ヘンゾも粋なことしますねぇ(笑)

いやいや、まるで少年ジャンプだね。
いやイメージ的には少年チャンピオンかな(笑)?

何はともあれ、そんなヘンゾをみんなも応援してください。
昔書いたエピソード集は上の窓で検索するか、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050319#p1
に。

どーんどーん どんがらがった
どーんどーん どんがらがった
ヘーンゾさーまの お通りだい