昨日書いたぶんも、こちらに移動しました。
ジョシュ・トムソンvs 杉江”アマゾン”大輔
いや杉江は惜しかったね。最後足を完璧に取られちゃったのは勿体無く、柔術黒帯にしてはなんとも千慮の一失だったけど、見せ場は十二分につくったので面目を保ったのでは。
デニス・カーンvsアンドレイ・シモノフ
シモノフは専門の打撃屋だったはずで、1Rはそれとあそこまで渡り合ったのは見事。全体の、体の厚みもあって体力的な優位も見せたなカーン。シモノフはなんとなく打たれ弱さも感じた。弱点は多そうだ。カーンは、より弱点が少なく、それで勝利を奪った。日本の四天王の、ウェルター級選手とやっても勝てるかもしれない。
マーカス・アウレリオvs中尾受太郎
スリリングな好試合っちゃ好試合、微妙といえば微妙だな。
乱戦の中での出血というのは勝負のルールの中で、それもコミコミで評価されてしかるべきものではあるんだけど、出血につながったのがはっきり「中尾の攻撃だ!」と分かるものではなかったため(たぶんそうなんだろうけど)、評価がしにくかった。それでも血が出るんだから、ブレイクでドクターチェックはせにゃならず、試合への集中力をそいだ。
どっちの側にしても、いろいろ気の毒な試合だったというか。
でも、出血で止めるってのは感染症予防の意味もあるよな。傷は浅いけど何度も血が出ます、というのはドクターも判断に苦労するかな。
あと、三角絞めはやはりアウエリオぐらいになると警戒してれば極められないか。
大久保一樹vs×村田龍一
小生は、以前からU-FILE CAMPの選手にあまり魅力というものを感じていないのだが、けっこうここ一番というときには、かなり好結果(中村大介のDEEP準優勝、大久保一樹がネオブラで1回戦判定負けながらもその年の優勝者・門馬秀貴に今なお勝ったのでは?と言われるほど追い込んだこと、長南亮の快進撃も多くが一応はU-FILE時代だったことなど)を残していて、評価せざるを得ない存在だとは考えている。大久保選手がこれからトップになるとかならないとかではないが(多分ならない)彼自身のポテンシャルとしては最高の、いい仕事をしたと思う。
吉田道場は、連敗。
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20050717
「トップクラスの柔道家が総合の練習をちゃんとやれば、
身体能力と技術の蓄積で通用することは証明されてるのに、
小見川とか村田とかはそういう先人の功績を食い潰してる」
とあるが、要は吉田秀彦自身が「総合の練習をちゃんとやっている」というほどでもないのに、柔道の貯金残高のあまりの大きさで勝っているからなんじゃないかねえ。マネジメントや知名度の点で吉田道場名義である価値は大きいだろうから、実質「A-SQUARE」預かりにして、高阪剛がGoサインを出したら出撃する、というやり方がいいのでは?
しかし、このように吉田道場が実はローリスク、ハイリターンであることに目をつけ「対抗戦」提案という形で食いついた田村潔司は実に見上げたものである。そして、政治力の差で実現の機会を奪われたものの、最初にこのアイデアを思いついた菊田早苗。
田村と菊田。
極めてある種の”嗅覚”というか、処世術が共通しているなあと、いまさらながら舌を巻く次第である(笑)。
ジェームス・トンプソンvs戦闘竜
# T-dog 『(((・∀・)))ぷるぷる』
主催者の予想、願望がこれほどその通りに実現する試合はめずらしいだろう。
トンプソン人気は、ネタじゃなくて定着してるのか?会場沸きまくり。本戦再出場は確定だろうね。
さて、相手はだれがいいかな?それこそキモ、モラエス、ジャイアント・シルバ・・・沢山いるな。そこでさらに人気を増した後、韓国で流れたvsマーク・コールマン戦を希望。