昨日の映像をわずかばかり、サムライch「ニュース侍!」などで見たよ。
地味なカードなりに盛り上がったようだし、好試合もあったようだ。
夕方からの仕事が急にあったりして結局はどっちみち行けなかったんだけど、ちょっと残念に思わせているのだからパンクラスの勝ちだろうな。
鈴木みのる、実質パンクラス引退宣言(?)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200505/01/a01.html
みのるはローキック、フックから川村に強烈なヒザ蹴りでKOしてしまった。
みのるは「あと何分ぐらいあるの」と尋ねると、急きょ代役に佐藤光留を指名。残り2分48秒から、試合をスタートさせた。
・・・ みのるは「パンクラスのリングは佐藤、渡辺、近藤に任す。オレは外にいって、外のヤツをやっつけてくる。中のことは頼む」とリング上でマイクアピールをしてリングを降りた。
(いろんな形でのケレンを考えているという意味での)千両役者・鈴木みのるが、今回は偶然練習生をKOして、偶然セコンドについている佐藤光留を指名したというのも考えにくい。膝蹴りKOが演技だという話とは違うだろうけど、ある程度まで綿密に練られた展開ではあったろう。
それはもちろん、佐藤光留が提示したストーリー・ラインを、鈴木みのるの顔を立てた上で解消し、決着をつけるためのものでもあったはずだ。
この光景は
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050111#p1
で、私が書いたことが決着したということなのだろう。
自分の理想の展開よりはかなり大人しめの幕引きではあるが、現在の鈴木みのるがプロレス界で築いたポジションなどを勘案するとこれは現実的な選択なんじゃないかな。
偉大な伝説は、今幕を閉じる。第二幕のために。
鈴木みのる入場曲 「風になれ」歌:中村あゆみ 教えてよ 人はなぜ探し続けるの?限りなくせつない明日の夢を 星だけが見つめてる悲しい夜には 自分を確かめたくて 君に口づけしたね ずっと追いかけ続けた夢はいつ 掴めるのか? 誰にもそれは わからないけれど #何一つ変えられない この思い譲れない #oh in the storm 嵐に向かって #羽ばたく鳥のように 輝きの中で 風になれ何マイル向こうに ゴールはあるのか? 戦うただそれだけに 全て捧げてきたよ だけど何かを感じて生きていたい いつの日にも 涙で明日が曇らないように 答えなんて欲しくない この夢があればいい oh in the storm 嵐に向かって 飛び立つ鳥のように 輝きの中を駆けて行け (#部分繰り返し) 幾つもの時を超え 熱い想いを抱いてtonight 幾つもの時を超え 熱い想いを抱いてtonight tonight oh tonight
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前田吉朗、空前絶後の大ピンチ!!−−前門の狂馬、後門のSK
「狼が来た」じゃないけど、やはりこのサイトで毎回毎回言うてたから仕方ないのだが・・・今までの「ピンチ」を合わせてもお釣りが来るぐらいの大ピンチが押し寄せてきました。
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/
・・・そして、もはや恒例となった松本天心のマイク。「長谷川がタイトルを狙い、今日のメインで竹内が一足先にベルトを巻く。三階級制覇したいので、もう一人選手を投入します。修斗フェザー級一位、今泉堅太郎です」。今泉が登場し、7月のパンクラス参戦をアピール。
はっきり言えば、E・ヒョードルがPRIDEに参戦したときのようなもんである。
私は現在、UGフォーラムが重くなりすぎて一般的な閲覧は殆どやっていないのだが、ヒョードルがPRIDEに登場することが決まったとき、まだ相当のマニアでないと海外ではリングスの映像は見られなかったから、当然「ヒョードルって何者なんだ?」という書き込みがあった。
私が書いたのが「Monster,That's all」。
たぶん、それを読んだ質問者も、その後のヒョードルを見て小生の書き込みを納得してくれたであろう。
ヒョードルが、ノゲイラ絶対王政を覆し、PRIDEの生態系を変えたように、今泉堅太郎も無人の野を行く前田吉朗を止めるための一番手になることは間違いなさそうだ。
ヒョードルのデビュー映像が「私はノゲイラを倒すために来た」であったように、この今泉も「狙うは前田の首ひとつ!」。
ホウ徳が棺桶持参で「必殺関羽」の旗印をはためかせてやってくるがごとく、その目的は明白だ。
http://kakutei.cside.com/kakutei.site/sangoku/ikki6.htm
さしあたって7月の相手はだれになるか。いきなり前田だっていいんだろうけど、5/22に戦う前田のローテーションもあるしな。
いずれにせよ、面白くなってきた。
「今泉堅太郎」をキーワード登録したのは自分だけど、補足追加しました。
最後の部分はこれでいいのかな?
アライケンジの大健闘
まだ短い映像をニュース侍で見ただけなんだけど、それでも凄い試合ぶりは伝わってきました。アライは好不調の波が激しく、相手や場面によっては(加藤戦など)、近藤郷野にも負けない試合ぶりをみせるのに、負けるときは負けぶりが派手すぎてしまっている。
今回は良かったようだけど、だから評価が大幅に高まるかどうかはちょっと。
でも、興行自体を彼は救ってくれたね。