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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

K-1CS放送を実況しようかと思う(ネタバレ注意)。

今更、つーか地上波でやるものをなぜここで実況しようか、というのは・・・

実はご存知のとおり、日本にいくつスポーツ新聞のサイトやスポナビバウレビなどの専門サイトがあるのかしりませんが、その殆どが「ディレイ地上波放送の都合上、放送までの結果速報はお控えください」との回状・・・いや要望があり、自粛?しているのが現状だ。

しかしだ。さらにみなご存知の通り、フジテレビが持っているCSフジ721は、K-1GPをそのままノーカットで生中継しているのですよ。むかしはシュルトさんの試合はここでしかまともに見られなかった(笑)。あと、都合が悪いシーン・・・某や某のシーンなどもここでしか見られない特典一杯の放送であった(笑)。


それはそれとしてだ。
これを見ている名もなき庶民たる俺が「ああ、Aはやっぱり負けたねえ」「おお、Bが勝つなんて予想外だな」とかをつらつら記録することは、これは彼らの権利を侵害したり妨害していることになるのか?

これはエンターテインメント産業が、どこまでの情報を「商品」とし、そこまでの情報は「公共財」とするかという原則論につながりますね。
「どっちが勝った、負けたは商売道具。全面的にコントロールできるはずだ」となるのか「冗談じゃない、CSで放送してるじゃん。その後、あれこれ論評するのは表現の自由だ」となるのか。
野球は?オリンピックは? サッカーのW杯は? などにもつながるな。

そこで、「CSで放送されている以上、結果や内容に触れても問題は無い」
との仮説に立ち、2004K-1GPのブログによる生中継に踏みきろうという話だよ。

成功するかしないか、それはわからんが。
以下、フジ721放送開始を待て。
  ↓

第1試合 スーパーファイトリザーブマッチ1 3分3R延長2R

ジェロム・レ・バンナ(フランス) 2R 2ダウンKO  天田ヒロミ(日本) X

バンナの入場曲は以前どおり、「おお運命の女神よ」(カルミナ・ブラーナ)。
ヒロミも以前どおりだけど、こっちはどーでもいい

双方足はあまり使わずどっしりと見合う。1:30ごろから打ち合い、どっちもそれなりに当たるが効かせたのはバンナ。やや打ち負ける天田だが、バンナもたたみかけるわけではなく1R終わり


2R 開始45秒でバンナが左インロー。思いっきり効いてダウンの天田。
なんとか立ったが引きずる状態。あっさりもう一発のローで2ダウン、KO。

第2試合 トーナメント1回戦 3分3R延長1R

ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ)1R2:40 KO マイティ・モー(米国)X

ガオグライの入場曲はひょっとして「マッハ」?最初はトランペットの勇壮な曲。
身長はガオだが、厚みはやはりモー 物凄い体格差。打撃格闘技だとなあ、いいのかと思うよ。
体重差53キロだって。

大ぶりモー、かわすガオ。ローだガオ
モーのミドル下手!!
ガオのミドルにボディーフックあわせるモー、なんだそれ。ガオはミドルだなんとのこり19秒でジャンピングハイキック!!
それでKO!!
つまりガオが1R2:40KO!!退場するモーの左目下は腫れあがっていた。

第3試合 トーナメント1回戦 K−1ルール 3分3R延長1R

○武蔵(日本) 延長 判定3-0 レイ・セフォーニュージーランド)X

 
武蔵入場はキックスタートマイハートじゃなかった。
セフォーは体調がいい、体調がいいと谷川貞治氏は宣伝、たしかにお腹の肉は取れてる。
クリンチ状態からレイがフック、膝。
レイがロー。組むとフック。
武蔵はロー。レイは踏み込んでボディ、とにかく踏み込んで組む間際に攻める。
武蔵は牽制。残り15秒で連打のレイ、武蔵はうまくさばく 1R終わり


2R ミドルで攻める武蔵、30秒ぐらいで武蔵いいロー。レイにやり
残り1:15ぐらいで手を回し挑発
ミドルの武蔵 のこり18秒グレイでけっこういいパンチをレイが打つ。もつれ合って2R終了

3R ミドル武蔵、レイは突進。フック。武蔵距離。 1:30ノーガード レイ

武蔵ハイ首にひっかけてレイ フック。これはスリップでよける。
ノーガードのレイ、武蔵は郷野みたいな逃げ方。

「若干蹴りのポイントで僕は武蔵だと思う」谷川談
ドローで延長

1分すぎにレイがアッパー 武蔵はやっぱミドル
残り1:43でレイの蹴りが武蔵の下腹部に入る。インターバルとる。
手数を出す両者 ややレイ多いか。回る武蔵 

残り打ち合い、まあ好勝負というべきか。

第4試合 トーナメント1回戦 K−1ルール 3分3R延長1R

フランソワ・ボタ南アフリカ)1R、2ダウンKO・・・棄権気味 ピーター・アーツ(オランダ)X

ボタはのんきな曲で入場。アーツは往年の「パルプフィクション」テーマ、セリフ付き。
俺はこれ持ってるよ


ピーターはロー、
でも1分でアーツが足をひねった?ような感じでとめてくれ、とPR。
ダウン扱いとなる。その後ちょっとやったらまた「やっぱりだめだ」となってそのままKO負け。
ローを打ったときに、右足が肉離れをしたようだ。
ふくらはぎが痙攣している(中山ドクター談)。
PRIDE移籍時のギャラが減ったか(笑)


第5試合 トーナメント1回戦 K−1ルール 3分3R延長1R

レミー・ボンヤスキー(オランダ)延長判定  アーネスト・ホースト(オランダ)


ともに両者入場曲はおなじみ。レミーは「夕陽のガンマン
テロップは「引退をかけて・・・」
っホースと強力ロー一発!つぎのパンチでスリップ、その後

すまん、仕事の電話が入ってみられなかった(笑)、
もう2Rになってる。


打ち合い、1分のところでクリンチ。レミーはロー ホースとはプレッシャーかけてる。
ホーストハイ、これはガード。またクリンチ
残り1:15でフライングニー狙うレミー、からぶり あまり手は出ない両者。
ホースト残り15でロー、いなしてパンチ 2R終わり

3Rしょっぱなレミー猛攻!ミドル ハイ、フライング、 ホーストはプレッシャーで間を撮る、
レミーはミドル、
残り1:15、レミー鋭いハイキックでホースト倒れたがスリップ判定。
ホーストもキック打ってくる。残り15秒、打ち合い。


3人ドロー延長
打ち合う。ホースト1分ぐらいのとこでエンジンかける。ちょとレミーはガード
押すのはレミー宛てるのはホースト
クリンチ多し 接近戦 レミーひざ ホーストアッパー
明白な優劣はなさそう

「最後に試合をまとめられない、こんあホーストは見たことが無い」by谷川
いやセーム・シュルトさんとの試合見てたでしょ(笑)

一応判定はレミー


第6試合 スーパーファイトリザーブマッチK−1ルール 3分3R延長1R

ゲーリー・グッドリッジトリニダード・トバゴ)1R KO シリル・アビディ(フランス)X

メガトン試合。

最初の20秒グッドリッジどかどか。 その後30秒ほどアビディどかどか。
その後GG盛り返しでぼこぼこ。アビディが2回スリップ。ふらふらアビディ
も一回、アビディ盛り返すかと思ったら残り30秒でダウン。なんとか立ったらもう一回ダウン。
ちょうど1R終了間際

ほんとにメガトン的試合としかいいようがない。
タフマンファイトです。お茶の間には受ける(俺も好き)けど、もう別物です。

ここで休憩

準決勝第1試合

○武蔵 延長判定3-0 ガオグライ・ゲーンノラシン

ガオ前蹴り 武蔵押す また前蹴り 武蔵ロー 前蹴り多用のガオ
前蹴り武蔵  組んで ガオ一発パンチ、 距離が中距離の間合い ミドルのガオ むさし取って殴ろうとするがかわす、むさしバランス崩す ガオフライングニー! 防いだ武蔵
ガオのミドルをつかんで蹴る作戦を武蔵は多用、
1R終わり


2R
 遠い間からローうつはガオ 攻め手はガオだ。
投げて倒すガオ すgげえ おお ミドルで 武蔵のすきついて 飛びひざだ
武蔵足取ったがそのまま殴るガオ
このラウンドはガオの魅力出た でもポイント優劣はないかも


3R
プレッシャーで押す武蔵 でも交わす回る 組み付いたあと有利なんだよむしろガオは
ハイをからぶり武蔵 せめあぐねる武蔵 有効なし でもガオもそりゃ武蔵は倒せない。
おわり 判定ドロー 延長だ
むさしは判定に不満そうな顔がはえるなあ(笑)


延長
ガオミドル 武蔵はロー
ガオハイ、ストレート
ガオは回らず カウンター狙う。 前蹴り1:10ごろ 時間半分きた
ガオはミドル、パンチ、組むのコンボ ガオの下腹部にちょっとあてる武蔵 武蔵のロー二発あたる
ミドルのガオ、組んでいく 武蔵は距離とる
判定武蔵だって、ふーん。
しかしガオはよくやったですね。

準決勝第二試合 

レミー・ボンヤスキー 3R判定3-0 フランソワ・ボタ

ボタはふたたび「のんき音頭」(俺命名)でおどって入場。そののんきぶりに腹が立つ(笑)
先手はボタ、ボディうつうつ。ちょっと効果。レミーはミドル
コーナーに詰めるボタ
1分経過。コンボがさえるボタ ローで少し筒、レミー失地回復
早いボディうちだボタ
のこり1分 レミーは遠い間からロー、ミドル、 ボタはボディコンボ
のこり30秒。コーナーを背はレミー
またもやボディ、入るぞ腹うち このRはボタ!!


2R
また押すぞボタ コーナーでラッシュ!レミーのひざなどは単発。
レミーは膝狙うが
レポーターいわく「ホースト戦ではレミーは汗かかなかった。でも今は大汗。」
最後に一発いいローあるが、これもボタか 意外だ。
谷川は「ホースト戦の影響では」を連発 おいおい。 まあそうだけどさ。  


3R
レミーはロー、ひざ、これのみで勝負。
ボタはボディうちだけで勝負 3Rはいい試合だ ハイもうつれミー
のこり30秒 やや失速レミー
なんと!!
のこり12秒でハイキック!!!レミーがダウンをうばう!!
立ったところで終了。
ボタ、あと12秒待てば勝ったのに・・・・

いい試合なり

再び休憩
観客は6万人以上、超満員だそうですよ。
で、決勝前に「倉本塾」というところの倉本塾長が突然”スーパー演武!。
土管を割るのはウケてたけど、なんか助手にいきなり手刀をみまってたぞ。
なんかビビってたじろぐなーー。

決勝

レミー・ボンヤスキー  武蔵

決勝は両者が同時にゴンドラで途中まで入場する。これ恒例。ただ、そのときの曲が「We are the Champion」だ。この曲はやや全てが終わったときの、エンディングっぽい感じがするんだがどうであろうか。


これって昨年の決勝と同じカードなんだね。
セーム・シュルトさんに負けたもの同士だな。ま、それは冗談です。
1R


面白すぎる決勝戦
K-1の「団体力」が、ここに結果を書かせなくしてしまった。
テレビで見てください。K-1がK-1である理由を証明した。
これこそ純K-1。
K-1の減点怪奇、いや原点回帰だ。








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