一日遅れですいません、11/24朝の話です。
産経新聞に載っていた「大学生の日本語力低下、留学生以下?」てな感じの記事を、朝の「やじうまワイド」で取り上げていて、カラクチこめんてーたーの上記二人が何だかんだ言うてました。
おっと24日の勝谷氏の日記にも。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
2004/11/24 (水) 唄。原潜が一艘〜原潜が一艘〜ひとの領海に〜。4時起床。日頃「築地をどり」鑑賞や「それゆけナベツネくん」見物や「一橋貧窮問答」に涙するために朝日読売毎日をとっておられる方も今日は産経新聞を是非。一面トップのこの記事のためである。<「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ「留学生以下」お寒い大学生><「憂える」=「喜ぶ」!?/短大生35%中学生レベル>http://www.sankei.co.jp/news/morning/24iti001.htm。私立大学で20%いるという「中学生レベル」の学生のなんと66.7%が「憂える」を「喜ぶ」という意味だと回答し「心配する」という正答は0%だったというのである。ちなみに「露骨に」を「おおげさに」と答えたのが83.3%。「懐柔する」を「賄賂をもらう」が50%。この国では文盲が大学生をやっているらしい。まあヒマネタといっていいこの記事を一面に持ってきた産経の痛みが私にはよくわかる。
ちなみに、本論に入る前の余談ですが、呉智英の最新刊
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から引用・・・
産経新聞の校閲部長に塩原経央という人がいる。・・・日本語についての奇妙なコラムを同紙に断続的に連載している・・・私はあきれて、ある雑誌に批判の一文を草した。これは拙著「犬儒派だもの」に既に収録しているのでくりかえさない。
私はくりかえさないのだけれど、塩原経央は珍論コラムでトンデモ説を相変わらず繰り返している・・・
産経新聞の一面には同紙の顔ともいうべきコラム「産経抄」が連載されている。
この「産経抄」にはおかしな記述、おかしな日本語がしばしば出てくる。
校閲部ではチェックしていないのだろうか。・・・2004年1/9付の「産経抄」では前年年末にあった曙とボブ・サップの仕合いの話。
「人気の大男と大男が取っ組み合いをする。死にものぐるいで竜虎相うつ。これが見らずにおりゃりょうか」・・・
後半にはどこがおかしいかの指摘があるが、それはあえて略。
私もこの二人は、ちょっともうコラムはやめていいのではないかと思う。
特に石井さんはダン・ラザー並みに長いんだから。
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すいません、ここでやっと本論です。
最初の新聞記事への論評をふられた勝谷氏、「大学名を公表しろ」とかなんとか吼えてたんだが、次の大谷氏はなんと言ったか。
「大人が妥協しないで、若者には分からない品ある文章を書くことも必要。
(笑)なんて書く人がいるでしょう。対談でもないのに何が『(笑)』だ。
そんな文章はオレは書かないぞと、そういう毅然とした姿勢が大切。(大意)」
さあ大変だかっちゃん。日記内を見ると・・・
「(笑)」で検索
該当:1032件そのうち1〜10件を表示しています
当然皆さん、「何がおかしいんだ!!『(笑)』という表記と
大学生の日本語表現の未熟さは関係ないだろう!!」と激怒し
大谷氏と怒鳴りあう勝谷氏を想像するだろう。俺は想像した。
【結果】全 然 何 も 言 わ ず お し ま い 。
もう一つの論点は、靖国参拝で小泉首相が参拝継続、安部晋三幹事長代理が中国を批判したという点だ。これは正確に引用しよう。
大谷昭宏
「中国ってのはしたたかだと思うのはですね、要するにあの潜水艦の問題があったじゃないですか。一番ホットなのはそれですよね。まずそれが出てこないとおかしい。
それが出てくることが分かってるから、いきなりもうちょっとやわらかい言い方をするかと思ったら、いきなり靖国の問題でドカンとくると。つまりそれを言う前にこっちが言うよといわんばかりのやり方でね。。やっぱりあのしたたかだと思うんですね。
あの、安部さんが仰るようにね国外からガタガタ言われる筋合いはない。よく分かるんです。
だが間違って欲しくないのは国内でも異論を唱える人がいるんだよと。
それははっきりさせて頂きたいと思うんですよね」
続いて三田園氏がどうだっていいコメント。
勝谷氏は?
【結果】「・・・・・・・・・・(極左活動家のごとく完黙)」
彼のお店では「チキンうどん」売っているだろうか。
まあ、今回の大谷氏の発言、相当に控えめになっておりますけれどね。でも、賛成なわけもないし、この発言だって本来なら勝谷氏が見逃すような範疇ではない。
言うまでも無い話ですけど、大谷昭宏と勝谷誠彦の主張というのはあまりにもかけ離れまくっている。
この二人を並べるというのは、どう考えても激論を期待してのことだろう、もしくは期待してなくても必然的にそうなるだろう・・・と最初は思ってたのだが、いつまでたっても相互尊重というより、互いにかばいあいもたれ合い、馴れ合う姿はなかなかに麗しいですね。
「おとなは! まったくおとなは!」(よつば談)
ついでに彼の不倶戴天の敵に密告トラックバックしとこう。
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/11/post_27.html