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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

昔のSFは楽しい。

アシモフの「われはロボット」(なに「I,Robot」なんて横文字にしてやがんだ)が映画化されるときいて、「ほう」と思ったもんです。興行的成功が見込めるかどうかはやや疑問だが。
華氏911のあおりで、ブラッドベリの「華氏451度」がアメリカでは再び売れているとか


自分は、1950、60年代と極初期SFというのを小中学生にかけてよく読んでました。
火星人ゴーホーム」「トリフィドの日」「夏への扉」「タイム・マシン」「海底二万リーグ」「失われた世界」「地球最後の日(毒ガス帯)」
日本だと「こちらニッポン」「明日泥棒」「霊長類南へ」「モンゴルの残光」・・・見事なまでに初歩の初歩だね、ワトソン君(笑)。
でも、かなりの形で血となり肉となっている。


これらを読み始めたときに、最高のナビゲーターとなったのがポプラ社の「SF教室」、著者はなんと・・・筒井康隆だ。
ポプラ社江戸川乱歩(註:中島河太郎の間違い。下コメント参照)が同シリーズで「推理小説の読み方」というのも出していて、この両書が小学生にとってはほんとうに啓蒙、蒙を啓ク役目を果たしてくれて、感謝してもしたりない。
・・・ほとんどの名作のネタばらししてるけどな(笑)。


筒井も、ハチャメチャギャグや後年の狂的な気難し屋の自己演出とは無縁に、まっとうに少年たちに「こんな面白い世界があるんだよ!!」と情熱を込めて語っていた。いや、ほんとに普通の筒井ファンは読んだらイメージが一変するかもしれない。
海外SFの紹介は「僕より詳しいから」と伊藤典夫に任せるなど、目配り気配りも行き届いていた。
けっこう大きな図書館には今でもおいてあるかも?



うちの地元の図書館は当時、大人用のルームと子供用ルームが別だったんだけど、そのリストにある本はどうしても子供用にはないため、小学生の自分は大人用にSFを求めて入っていった。
それが「夏への扉」だったとは知らずに
・・・・・すいません、最後はテキトーにまとめました(笑)

コドモは「論理」好き

その洟垂れガキは、図書館にあった、何だったかな早川?の革張りSF全集に紹介された作品があったので読み始めたんだが・・まず活字がえらく小さいのに驚いたな。ほら子供向けの本は活字が大きいでしょう。
でも、全然気にしないで読んでいけたし、大人向けのボキャブラリーも苦にするところがなかった。
俺が天才でなければ(笑)、SFとか推理小説というのはやはり小難しさをも超えるパワーがあるのではないか。


というのは、昔新聞で「中国では『名探偵コナン』が子供に大人気」とかいう記事を読んで、そこには日本でもコナンは史上まれな大大ベストセラーであるという記述があった。
あの作品が推理ものとして出来がいいかはさておき、それを読んで「小さいガキが、アリバイとか密室トリックとか小難しいリクツを理解できるのかね?」と思ったんだ。
自分の少年時代を棚に上げて(笑)。


しかし、実は子供ってのは「謎」も「不思議」も好きだが、それ以上に「(謎が)論理的に説明がつくこと」を好きなんじゃないかな?
というのを仮説としたい。
なんか今、クリスティのミステリ小説をNHKが権利を買い取り、アニメ化?するという話も聞いたが(もう始まっているのか?)これも子供が推理が好きだってことの表れなんでしょうね。


この話15日分に続く。