朝日新聞6/21国際面。
「クリントン前米大統領を巡る土地開発疑惑などは『追い落としを図る右派の謀略だった』とするドキュメンタリー映画『ザ・ハンティング・オブ・ザ・プレジデント』が18日、NYで公開された・・・クリントン夫妻の主張をそのまま受け入れた説だけに、NYの上映館でも観客のほとんどがクリントン氏や民主党の支持者」・・・。
マイケル・ムーアも「アホの壁In USA」を読む限り、基本的な認識は同じらしいが、それはともかく今現在がブッシュ政権である以上、これも「反権力」映画か?いや、やっぱり違うだろうな。民主党やクリントンを支持するというのも、やっぱりひとつの権力と言っていいんじゃないだろうか。
この場合、どんな立場に立とうと、とにかくファクトの解釈の説得力で判断するしかない。
しかしまあ、今の野党もかつて与党、今後も与党になりうるからこそ、野党応援と反権力がイコールになり得ないというわけで、これはうらやましい限りだ。
イコールで結べちゃうほうが不健全なのさ。
この映画を町山智浩氏はどう観るだろう?