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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

石井館長、敗訴

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051004-0009.html

K−1石井元社長の賠償請求棄却
 伊藤寿永光元イトマン常務(60)が脱税隠滅工作用の資金を着服したとして、興行会社「K−1」の石井和義元社長(52)が約3億7300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4日、請求を棄却した。

 永野厚郎裁判長は、判決理由で「反社会的行為の過程で、共犯者の裏切りで損害を受けたというべきだ。司法制度を利用して損害回復するのは道徳感情に反し、違法行為を助長する恐れがある」と述べた。

 判決によると、石井元社長は01年、国税局の査察を受けた後、伊藤元常務に相談。元常務は「K−1」の脱税額が少ないようにみせるため、プロボクサーのマイク・タイソンの日本招聘(しょうへい)に失敗し、多額の違約金を払ったように見せ掛ける方法を教えた。元常務は工作資金約4億3500万円のうち約3億5000万円を着服した。

 脱税事件で石井元社長は法人税法違反罪などに問われ1、2審で実刑判決を受け上告中。伊藤元常務は証拠隠滅罪に問われ有罪判決が確定した。

[2005/10/4/11:42]

この記事は事実談であり・・・
  この裁判は実在する!

とでも注釈をつけておかないと、信じない人も出てくるだろうな。
いやそう書くと、逆にうさんくさくなるか(笑)。

無責任に面白がるつもりになれば最高に面白い話なのだ。だが・・・・、なんというかさすがに館長のほうが気の毒だという気になる。

「司法制度を利用して損害回復するのは道徳感情に反し、違法行為を助長する」というと、どういう制度を利用して損害回復すればいいのか。
例えば・・・・・・・・・・・(以下73行削除)すればいいのだろうか。

GyaO補遺

毎日新聞の10/3夕刊でも特集記事があった。この前のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051003#p2で触れなかった情報を補足すると、

USENは来年8月期決算時、Gyaoで約300億円の売り上げを見込んでいる。


GyaOのキモは登録時の郵便番号入力。これで地域を特定し、おり込みチラシのような特定地域向けCMを流せる。


USENは年内500万人、来年8月までに1000万人の登録を見込む。


日本テレビが10/28から「第2日本テレビ」として1本最高99円のネット放送開始。
登録は無料、最初は1000円相当のクーポン券がつく。コンテンツは200-300本ほど、ニュースは2万件も(この前の「ニュース映像図書館」がやや変則的ながら実現!)


ある人から「どういう角度から考えても、やっぱりなぜHERO'SがGyaoで無料放送できるのか想像がつかない」というメールをもらった。
GyaOへの出資団体とその比率とかが、もう少しくわしく分かればいんだけど。

本日WWE対UFC TV戦争レポート

これは昨日ぶんのコンテンツの繰り返しtonaru

丸投げしといたZachレポート来た来た。
ザクさん(WWE 10/3)

http://www.puroresupower.com/pph/cutenews/show_news.php?subaction=showfull&id=1128404407&archive=&start_from=&ucat=&



(UFC 10・3)

http://www.puroresupower.com/pph/cutenews/show_news.php?subaction=showfull&id=1128407668&archive=&start_from=&ucat=&

杉村太蔵議員、年金未納発覚に。

私はそもそも福田小泉や菅筑紫も含めて、未納にあんまり興味ないんだけど、元はと言えばスクープ記者の大谷昭宏氏が、「なんで週刊新潮が書くまで、どの新聞も聞いてみようとしなかったんだ!これだけ話題になった年金問題をなぜ今まで聞いてなかったんだ!」と憤っておりました(やじうまプラス)。
もうこれはE・アラン・ポーの「盗まれた手紙」方式で、あんまり堂々とだらしないので皆うっかり年金のことを聞くのを忘れたのかと。

大谷氏も「この男が年金を払っていたほうがニュースですが・・・」と言っていたな。

あすからジョルジョ・デ・キリコ展(25日まで)

http://www2.daimaru.co.jp/daimaru/hp/pc/museum_schedule_to3.jsp?HP_NO=13806

東京千代田区の大丸ミュージアム東京。

異次元の森へ迷い込む時  巨匠 デ・キリコ

デ・キリコ財団所蔵品より、初出品を含む後期代表作を展観
2005年10月6日(木)→25日(火)

●会期中無休

【入場時間】
午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後5時まで(午後5時30分閉場)

【入場料<税込>】
一般900円(700円)、大高生700円(500円)

キリコを知ったのはしょーもないきっかけだが、昔ここにも書いた「SF教室」という本の中。SFの一潮流としてF・K・ディックやバラードのシュールリアリズムを紹介する項目で、絵画の中の同様の潮流としてダリとキリコの絵があった。
それがともに、非常に印象深かったんだな。

のちに知ったのだが、このキリコの絵が同じくシュルレアリストであった成田亨氏の、ウルトラマンウルトラ怪獣のデザインにつながったという。なるほど子供時代の自分が興味を持ったはずだ。

キリコは「ギャラリーフェイク」の中で、自分の今のスタイルに束縛されず、大胆に進歩・変貌していく軌跡が紹介されたこともある。