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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

二重価格は「外国人価格」は不可能で、通常料金を高くし『居住者割引』を行う~木曽崇氏の提言

追記情報 1月7日 テレ朝「グッドモーニング」で特集か





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木曽崇/Takashi Kiso
@takashikiso
国立博物館の「外国人料金」は実務上、不可能です。唯一の解は「居住者割引」しかない。

政府が国立の美術館・博物館に対し、外国人観光客の入場料を高く設定する「外国人料金」の導入検討を指示しました。例えば東京国立近代美術館では、一般1500円に対し外国人4000円という試算も 出ています。財政難やインバウンド対応という背景は理解できますが、実務的な運用議論が欠落している点に強い危惧を覚えます。

最大の問題は、国立施設に対して政府が「外国人料金の設定」という誤ったオーダーを出していることです。これにより現場は「どうやって外国人を見分けるのか?」という実現不可能な問いに縛られ、無意味な検討に時間を浪費させられています。

窓口で「外国人」を選別することは不可能です。外見や言語で国籍は判断できず、誰彼構わず「外国人ですか?」と聞けば差別問題になります。では全員にパスポート提示を求めるのか?数百、数千人が訪れる現場でそんなことをすれば、大行列と現場の疲弊を招くのは明白です。

先行事例として姫路城のケースが参考になります。当初は「外国人料金4倍」を掲げましたが、実務上の壁から断念。最終的には「市外居住者の一律値上げ」と「市民料金の据え置き」という現実的な着地を見ました。大阪城でも同様に一律値上げが先行しています。「外国人だけ高くする」のは、現場での実装が極めて困難なのです。

私が従前より主張している唯一の現実解は、「外国人料金」ではなく「居住者割引」の導入です。定価を一律で高い方の価格にに設定し、マイナンバーカードや在留カードなどのIDを提示した人だけを「居住者割引」にする。これならスタッフは「IDをお持ちですか?」と聞くだけで済み、国籍判別の必要も差別リスクもありません。

政府は「外国人から取る」という看板に固執せず、現場が疲弊しない「居住者割引」制度として議論を再構成すべきです。実務を無視した政策議論は、百害あって一利なしです。







最後の件、本日朝に解説記事を書いていた。早いな

「外国人料金」は必ず破綻する─大阪ラーメン店騒動が証明した、二重価格の唯一解

木曽崇  国際カジノ研究所・所長
1/6(火) 6:14

私が警告していた通りのことが起きた

大阪のラーメン店「王道家直系 我道家 OSAKA店」で、二重価格を巡る騒動が発生している。同店は券売機の英語表記画面でのみ価格を大幅に引き上げる運用をしていたが、漢字の読める中国人客が日本語メニューとの価格差に気付き、店側と度々揉めているという。店側は中国人客の出入り禁止を主張しているが、問題の本質は
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