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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

ヤマトやガンダムは、海外ドラマ「コンバット」的な作品だったのでは、という指摘

庵野さんも言っていたけど1974年の『宇宙戦艦ヤマト』は、それまでの「テレビまんが」とはあきらかにケタが違う作品だった。

大人向けに作ったアニメという点では、それまでにも『佐武と市捕物控』とか『ルパン三世』があった。しかし、これらは子供向けだった「テレビまんが」を大人をターゲットに作ってみました、という主旨だった。でもヤマトはターゲットをハイティーンに引き上げただけではなく、サンダーバードとかウルトラセブンのような「大人向け特撮」の魅力も包含していたし、絶望的な状況から大きな目的を持って航海に挑むストーリー、重厚で豪華なサントラ、松本零士さんの斬新なデザインなど、全方位に向けて目新しかったのだ。当時12歳だった僕にとって「想定外の魅力に溢れていた」。

この「想定外」というパワーワードが70年代後半~80年代のアニメシーンに毎年のように降り注いだ!78年の『さらば宇宙戦艦ヤマト』は、ラストに向けて想定外のオンパレードだったし、同年の『未来少年コナン』もそうだ。名作アニメのルックなのに本格的なSF設定とメカ描写、さらにはそれを肉弾で破壊する主人公。想定外としか言いようがない。79年の劇場版『銀河鉄道999』もそうだ。TV番組放映中、漫画も連載中なのに、劇場作品で最終話までイッキに見せてしまう。こんなのアリか?

そして同年の『機動戦士ガンダム 』も玩具を売るためのロボットプロレスかと思いきや、まるで戦争映画&青春群像劇。こんなの絶対に予想できないよ!81年の『うる星やつら』もギャグ&ラブコメ&悪ノリパロディ。今までこんなアニメ見たことなかった。毎年のように「今まで見たことも予想したこともなかったような新作」が続々と放たれるワケだ。そりゃ庵野さんじゃなくても、創作の道を歩む人が続出するわな。あの時代があって今のコンテンツ文化がある。多くのクリエイターがいる。そういう意味で『宇宙戦艦ヤマト』は、漫画における『新宝島』と同じ役割だったと言えるんじゃないだろうか?





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ことし3月の会話だったのだけど、なぜ今紹介するかというと、自分でも忘れていた過去ポストを、誰かがいいねとかしてくれて、通知で思い出したのよね。
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