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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

「ゆうきまさみ大特集」のビッグコミックスピリッツ、発売中です。作者と東村アキコの対談も。/巻頭カラーです…あとは、わかるな?

自分はこういう記念号だからこそ電子で買う派だが「記念号は『モノ』として紙の雑誌を買いたい」という人もいるだろうね。そういう人は急げ

スピリッツ ゆうきまさみ大特集

でさ、グラビアを置いて、巻頭カラーなんよ。自分知らなかったけど、カラーにも4色と2色あるんだね・・・・・・(違いわからん正直)

少年サンデーの時は2色。今回は「4色」。


で、絶対やると思ったけど、このネタ出てきた

このネタ


対談は映画が苦難を乗り越え(笑)ヒット、調子に乗ってる(笑)東村アキコ氏と。

東村アキコ氏と対談

極めて貴重な証言。現実の高校美術部が、光画部のノリに引きずられ、再現しようとしていた/大学、特に美大にも影響していた


東村  「あ~る」の連載開始は96年で、私は 小学4年生だったんですが、出会ったのは高校生の頃でした。 美術部の部室に全巻置いて あって。部員みんな異常なまでにハマってし まったんですよね。 ハマりすぎて高校3年 間、自分たちは光画部だと思ってました。


ゆうき  ええ~~~ (笑)。 まぁ美術部も文化部ですもんね。ノリも近かったんでしょうね。


東村  OBが遊びにくると、彼らをたわば さんや鳥坂さんだと思って 「OBに支配され たい!無茶を言ってほしい!」みたいなノリで接していました(笑)。 文化祭にも光画 部ノリを持ち込んで、端から見たらかなりカ オスな集団だったと思います。 高校3年間とても楽しかったです、「あ~る」のおかげで。


ゆうき スポ根全盛期だったものね。 他に文化部の作品って見当たらなかった。 でもね、 僕としては文化部のほうが無軌道で自由で面白いと思っていたんです。


東村 はい、私もまさにそのノリのまま大学 に進学して美大なので「あ~る」を好きな先輩がいっぱいいました。

貴重証言 現実の美術部は光画部の真似をした

フィクションが現実社会に及ぼす影響…。自然は芸術を模倣する。
…というか「思井 あたる」君がいませんかね?



「あのころはスポ根の時代で、文化部の作品ってなかった」もその通りだが、他にもこんなものの開祖であり普及者である


東村アキコゆうきまさみの「後継者」を僭称する……と思いきや、確かに共通点多し!

本人談
・この対談に来る途中、まじめにゆうきまさみの系譜を考えたが、私がいちばん後継者だった
具体的には
・キャラクター関係のバランス。
・主人公はその世界の「基準値」であり、物語の「回し」、解説役もできる
・「自分の考え」そのものより「自分が考えた、経験した『面白いこと』」を伝えたい
・表紙でキャラを走らせる(これは明白に影響を受けたそう)
社会的に成功してないのに偉そうなキャラが出てくる(笑)