これから紹介する「路傍のフジイ」最新回は、現在店頭に並んでいる「ビッグコミックスピリッツ」収録。
ただ、「ビッコミ」を念のため確認すると最新話が40円と60円で分割されて有料公開(来週無料になるのかな)
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あと、Amazonキンドル単話売り?最近はいろんな配信方法があるな。
なんというか、タイムリーなんです。いろいろと。
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変人なのか仙人なのか?一見サエない会社員「藤井」が「幸せ」の定義を覆す?!職場では目立たない地味な中年男性。仕事はちゃんとするけれど、ムダ口は少ない。定時になればドライに消える。職場飲みにはそもそも声がかからない。どちらかというと陰で後輩に(ああはなりたくないな…)と思われてそうな男、それが「藤井」。だがちょっと待て。(どんな育ち方してきたんだろう?)( 友達や彼女っているのか?)( 休日は何してるんだろう…? )ふと気がつくと、あなたも「藤井」のトリコになってしまう……言葉にしづらいこの感情を、『リボーンの棋士』作者が鮮やかに切り取る幻惑の人生劇場!
転職して、新たに会社に加わった鈴木さん。
この人が、職場で「悪い人じゃないんだろうけど…」との前提のまま、うっすらと違和感を持たれ、それが積み重なる、みたいな話だ。
どんなところが違和感を持たれるかというと



特に、何か強烈なイデオロギーとか信念があって大演説をぶつでもない。素朴で気楽で、ただ感じたことを言ってるだけの雑談だ。
コンビニの外国人論も「外国で、日本語を使って働いてるのがすごいじゃないか。おれじゃできない」という、これまた素朴な反論に、そりゃそうです、と同意して終わる
※ポリコレ論にちょっと詳しい方々は「ただでさえ日本語は難しい」にぴっと朱を入れて「どの言語も、その言語なりの複雑さと難しさがあるのです。日本語が難しい、はそれを使える日本人スゴイ!という意味だな、排外主義者め!」とポリコレAKをダダダッと撃ち込めるのですが、それは余談。
結果、今の職場の「世論」はというと・・・・・・

ほんとはもうちょっと紹介したいんだけど、ここで。
「重い荷物は(女性でなく)僕が持ちますよ。こういうのは男の仕事です」
「最近は外国人店員ばかりで日本人の細やかさがない」
このへんがひとつながりと描写されている(であろう)ところがちょっと注目点。そして「デリカシーが無い」「悪い人ではない」というのは、どの要素がどの要素に繋がっているのか。
そして、「路傍のフジイ」という作品をそもそも知らないという人もいるだろうけどざっというけど
すごく地味で平凡だが、まじめかつ優しく、善良…それ以上に、そんな自分に対してゆるぎないものを持ち、周囲を羨望や嫉妬の目でみない「不動さ」を持つ主人公が、これまたうっすらと信頼感や好意を獲得していく、という話。
だからある意味キャラクター造形はまったく対照的でね。後半の部分では、まさにその主人公・フジイと新キャラ鈴木が「いかに対照的か」が描かれるのです。
このエピソード、最終ページの柱のアオリを見ると、次回も続くみたい。
「路傍のフジイ」補足情報。受賞歴と、電書半額セール
この作品、いろんな賞というか、注目マンガランキングに入ってたし、「マンガ沼」か「アメトーーク!」で芸人さんが紹介してたと思う。
あ、受賞歴あった
受賞歴
4件
第18回マンガ大賞
第20回全国書店員が選んだおすすめコミック
2025年このマンガがすごい!
2024年次にくるマンガ大賞(コミックス部門)
manba.co.jp
しかし、それでも地味な作品だったわけだが、今回、個人的に見て「凄くタイムリーな話題と、作品がぶつかった」気がする次第です。いいのか悪いのか・・・・
ちなみに、12日まで、電書全巻50%半額セールやってる
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