この号で巻頭カラーだった「路傍のフジイ」が、非常に読ませる回だった。
このあと内容を紹介する…つもりだが、疲れたんで夜が明けたらにする(笑)
ただ、その前にひとつだけ。
巻頭カラーだけあって、気合を入れて扉絵が描かれているが、公園のブランコに主人公が載っている。
そして、タイトルの下に添えられたコピー(いわゆるハシラ、の変形ですね)が…短歌だった。

山なりの
カーブを描く赤い靴
我も続くか
思案にくれる
おっと、絵をよく見ると、その通りに少年の赤い靴が、空高く飛んでいっているではありませんか。
してみると、これはむしろ絵につけられた「賛」だな
(ここから落語「一目上がり」のやりとりにつなげてもいいがやめとく)
ja.wikipedia.org
ブランコで勢いよく前後にぶんぶんしてる子の靴が、バっと脱げて飛んでいく。
これはだいたい、アクシンデントでもあるが、半分以上は意図的に靴をぶらぶらさせて半脱ぎ状態にして、意図的に飛ばすのである。それで飛距離を競う、というか。
それで偶然、いい年をしてこちらはのんびりと?ブランコ漕ぎをしていた主人公(でもいいし「我」でもいい)が、
その無邪気かつ後先を考えない行為を横目で見て
「我も続くか 思案にくれる」
となった、そんな光景だ。
ちょっとまあ、いい話なのだけれども、こういう柱は単行本に基本、収録されない(例外が「魁!クロマティ高校」だ、なぜか)。
この名短歌が、100万部を誇る(誇った?)メジャー雑誌とはいえ、週が変わり最新号が出ていけば、忘れられる可能性もある。だから、ここに画像とともに保管し、テキスト化しておくのである。
「ハシラ」に己の才能と誇りを掛ける編集者がいる。
らしい。
全てのソースは「サルでも描けるまんが教室」だが(笑)

こういう苦吟の結果生まれたのが、今回の一首かもしれないし、だがひょっとしたら作者が直々にこの歌を作ったのかもしれない。
そういうことも、このまま謎になっていくのだろうな。

話の内容については、
このあと、この下に書くかもしれないし、別建てにするかもしれない。なぜなら、書いてみたら扉の短歌のことだけでけっこうな分量になったからだ(笑)
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