#大河べらぼう 第16回。失意のうちに陰謀に巻き込まれた源内。その生前の刹那、唯一無二の絆の意次と心を通わせることができたのはわずかな救い。非凡の才を持ち人々に愛された平賀源内を書の力で生き延びさせると宣言した須原屋にしびれた。耕書堂の名と意味を背負い蔦重の新たなる幕開けの回でした! pic.twitter.com/qtfNEgc0JV
— KEI-CO (@keico) April 20, 2025
#大河べらぼう、「平賀源内、死すとも死なず」の回でしたな。蔦重が「源内先生は実は生きている」と夢想をしたところで
— 神無月久音 (@k_hisane) April 20, 2025
「平賀源内を生き延びさせるぜ」
「源内先生の本を出し続けることでよ」
と本屋にしかできない平賀源内の生き延びらせ方を示され、思いを新たにしたの、上手い話でしたな。 pic.twitter.com/TWNefLlCLU
まず、最初にこの引用ポストでも描かれた、須原屋の「書を出し続けることで、源内を生かしていく」という話で、「チ。」「シュトヘル」のあの場面をもう一度プレイバック





「風雲児たち」で描かれた平賀源内、べらぼう史観に沿ってプレイバック








昨年末の段階で
m-dojo.hatenadiary.com
ドラマで関係する話題が出たら、ことあるごとに「風雲児たち」を引き合いに出すのでよろしく、と断っておく
と書いておいたのでセーフ。(なにがセーフだ)、いやしかし、確かに蔦屋の生涯と活動から逆算すると、4月ぐらいに源内が死去して退場する、というのは既定路線なんだね。
最後に、平賀源内「狂死」が描かれるが、「狂う演技、狂人の演技」というのは、実に役者みょうりに尽きるやりがいのある役どころらしく(自分も演劇経験のある筒井康隆が言ってた)、安田顕もまあノリノリで演じてたし、共演がケン・ワタナベの上で、これが映像に残るというのはなんともすごいこと、でありました。
あと、いまこの画像を引用する中で風雲児たちを観てたんだが「ギャグ注」によると、
歌舞伎の演目のなかに「推理小説風」、の作品、平賀源内の作品の中に「ガリバー旅行記」張りの作品(異世界旅行ね)があるという。

実は今回の「べらぼう」で、平賀源内が実際の江戸城をもとにしたミステリー風戯作を書き残していて、それが燃やされ「幻の遺作」となる趣向があったけど、それを観つつ
「ははは、平賀源内がエドガー・アラン・ポーに先立つミステリー作家か。まあ根も葉もない荒唐無稽な見立てだけど、源内の天才イメージとかを加味すればアリかな」と思っちゃったんだよね。
いや、歌舞伎にそういう演目があるなら、
フィクションとはいえ根も葉もある…誠に失礼しました、だ。
ところで、林子平役は誰なんだ。

今回までの流れで、「須原屋」は相当に大きい役どころになるし、ここから田沼失脚、定信老中に⇒寛政の改革、そこから出版社の弾圧……と話が進むなら、須原屋が弾圧を受ける原因となる林子平と海国兵談、あるいはその前にベストセラーになる「三国通覧図説」が登場しないとは思えない。
杉田玄白は…正直知らない役者さん。
#大河べらぼう 第15回「死を呼ぶ手袋」今夜放送!
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) April 13, 2025
📺https://t.co/k2Oyis0sTo
杉田玄白役 #山中聡 さん
鷹狩りの様子を見ていた吾作役 #芋洗坂係長 さん
本日登場です📚
キャスト紹介は👇https://t.co/2hxyqcdD1v pic.twitter.com/LKMt6Ldm65
だれだろうね、林子平。大河ドラマ初登場…のはず。
※下の一画像は史実とはいえ「べらぼう」ネタバレかもしれないので自己責任で。

ちなみに平賀源内の最終的な業績って何?という話。
平賀源内、実は彼の業績を一つひとつ紐解いていくと現代にまで残るような優れたものってのはほとんどない。エレキテルが何の役にも立たない代物だったように一過性のブームを起こした人物に過ぎない。でもなんで現代まで名が残っているかと言うと、彼を慕って語り継いだ人が大勢いたから#大河べらぼう
— 平野レミゼラブル@C105日曜東P54b (@28kawashima) April 20, 2025
三谷幸喜版『風雲児たち』で平賀源内は畳や障子を生み出した人ら無名でも役立つものを生み出した人を羨み「名とは虚しきもの」と嘯いている。彼は後世に役立つものは残さず、名だけが残ってしまった人物だけど、彼の名を語り継ぐ人が大勢いたって愛は虚しいもんでもないんじゃなかろうか#大河べらぼう
— 平野レミゼラブル@C105日曜東P54b (@28kawashima) 2025年4月20日
平賀源内のキャッチコピーの仕事で正式に記録に残ってるのは当時の歯磨き粉と餅だけで「土用の丑の日」はどこにも記述のない信憑性の薄い俗説です
— 平野レミゼラブル@C105日曜東P54b (@28kawashima) 2025年4月20日
まず土用の丑の日を平賀源内が考えたというのは信憑性の薄い俗説であり、当時の浮世絵に呉服店の宣伝も兼ねているものがあったりと広告代理店みたいなものは源内に限らず多くの人がやってたことなんで源内オンリーの業績ではありません
— 平野レミゼラブル@C105日曜東P54b (@28kawashima) 2025年4月20日




