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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

津田大介氏と辻田真佐憲氏~「劣等民族」炎上を巡って/&小泉悠氏の論評も追加

こちらで語っておられた。詳細は金曜日(本日か)青木理氏本人を招いてポリタスで説明するそーです。

その前段階となるトークは…こちらの6分5秒から!!!
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とりあえずUP。今後、誤字脱字を含め確認してまいります

津田大介氏(以下津田) なかなか大変でしたよ…なんかここ1週間ぐらいね、炎上していてね、はい



辻田真佐憲(以下辻田) いや私韓国でその情報を見てましてね。



津田   いやだから、ああいう形で僕もね、なんか炎上すると思わなかったんでねえ。 しかも、だから、あの…まあ明日ね、青木さんの回があるので、ちがう明後日か。ん?あー、今日、水曜ですね、明後日。明後日。青木さんの「読み解きフライデー」があるので、まあそれで、まあその話はまあ一応こういう経緯ですって話しようかなと思ってるので、まあその件が気になる方はあさってのポりタスTV見てくださいっていう、あの、感じではあるんですけれど。
もう、まあね、やっぱりなんか普通に自分たちの番組としてやっていて、まあその番組がやっている言論活動の中で、それがなんかハレーション呼んだりとかね、あの炎上したりっていうんだったら、まあ別にいいんですけど、告知ですからね。番組冒頭のね。番組冒頭の告知のところで行った軽口っていうのがこれだけ切り取られて、「ジャーナリスト2人がーー」みたいに、と言われるとこうなるんだなっていうね。



辻田 ただ表現としてやっぱりかなり、過激だったのは間違いないんで。



津田  そうなんです。まあだからまたね、それがね、あの元々宮台真司さんの、そこの孫引きだったみたいなっていうのの、文脈っていうのがあったのでえ。



辻田   まあ昔からだってあの浅田彰さんとか一連の…なんか昔から日本であるじゃないですか、


津田  土人みたいな、とかね。



辻田   そう「土人みたいな」発言もありますし。だからまあ、昔だってあれも許容されてたのかどうかって疑問もありますけど、まあそういうものがまあ、今までだったらこう分かってる人たちの中で通じたのかもしれませんけどネットだとまあ無料で見られますしね。



津田   そうですよね



辻田  まあしかもあの表現だと、つまりリベラルの人ってやっぱりこう歴史上の用語に対して、結構人の発言に対しては結構厳しいじゃないですか。



津田   まあこれも、こないだねあの荻上チキさんがね、そのやっぱり民族っていう言葉はいろんなハレーション、誤解を産むのでっていう指摘をされていて、それは青木さんもね、まあその通りだなっていうことは認めてらっしゃったので、まあその辺りも踏まえてのね、多分あの、どんな、どういう風に思ってるのかっていうのはね。多分あさって聞けるとは思いますけれどもね



辻田   まあだからね、ナチが使ってたような用語でもあるわけ。



津田   まあね、だからね。色々ね、言われましたよ。だからあの、「青木と津田は、ナチスと同じだ!」みたいなっていうね。まあそういう風に言われるのは、別にもうしょうがないかなとは思いますけれども、まあでもやっぱり、まあネットって色々なその、文脈みたいなものっていうのが、やっぱり切り取られて、やった時にどんなところを切り取られても、問題ないような強度を持った言葉を使うしかないっていうね、ことでもあるのかなと思いますけど



辻田   どうなんでしょうね。わりとブラックジョークとか不謹慎ネタっていうのもある程度やっぱり…全く無いと、それはそれで不健全なのかって気がするので。むしろ、だからやっぱり人が例えば、他の?自分と政治的立場が違う人が何か炎上するような…切り取られたら炎上するようなこと言ってることに対して、まあある程度批判はいいとしてですね、一定以上の相手が謝罪したり、それ以上言わないんだったらそこでこうある種、批判をやめるとかですね。で、ちょっとでも相手がこうまずい発言をしたら、徹底的に追い詰める。あの、場合によっては所属先まで攻め込むみたいなことをやっていると、やっぱ跳ね返ってきちゃうじゃないですか、自分たちに対して。



津田   まあそうですよね。



辻田  だからその辺がある程度、こう寛容であるべきというかですね。一切そういう発言をしない世界というよりも、まあ多少言いすぎちゃったことに対しては、まあ相手も反省してもらうことも必要だけれども、やっぱ批判する側も多少寛容であった方が、結果的に自分たちを守ることにも繋がるんじゃないかなっていう気が、私はしますけどね



津田   まあね、やっぱり、ただまあ、『ポリタスTV』をあの普段あの、好きでね、ご覧になって、いらっしゃる方にとってもやっぱり…だから最近見始めた人とかだったらね、やっぱり唐突感はある発言であったと思うので。まあ、そん時はね、だから別に、こんな愚痴とか言い訳言ってもしょうがないんですけど。
まー、あのやっぱり告知だったから。告知のところでまあ軽口だったから、先に進めてしまったっていうことですよね。そうじゃなかったら多分僕も…まあ僕自身がプロデューサーだし、あの「受ける」、受けて何か言わなきゃいけない立場だったから、それは言っておくべきだったとは思いますけれども。まあでも、まあね、あの出た言葉は飲み込めないのでね。まあそれは、何らかの総括はしようと思ってますけど。



辻田   なるほど



津田  はい、ということですね。でもね、やっぱりなんか見てる人と見てない人でやっぱり全然違う世界でもあるんですよね



辻田  まー、それふだんポリタス見てる方は、多分そういう浅田さんとかね、宮台さんとかの、用語法にある種、慣れてるから



津田  あ、でもそうじゃなくて、別にポリタスTVもマスメディアではないので…で、ネットとかでも。Xって別に見ないマスメディア人って結構いるので。結構マスコミ人とかでもまやっぱりそういう色々なクレームとかが来てね。そういうものにセンシティブなところはもちろんそれは(今回の劣等民族発言を)知っているんだけれども「え、そんなこと起きてたの」っていうのがまあ知らないっていう人も結構いて。なんかそういう、まあそれって自分自身が炎上した時にも結構あるんですけど結構親しい友達が全然、自分が炎上したこと知らなかったとか、なんなら愛知の炎上を知らなかったっていう人だっていたりするんですよ知人に。ていうのもいるようなぐらい、やっぱネットとリアルの乖離みたいなものってのもあるのかな?っていうね、そんなことを感じたりもしましたけれどもね。



辻田  まあXみたいな……確かにね、報道されてるわけではないですからね。



津田  うん、まあそうですね、はいということで。でもそうなんですよね。まあいいや、明後日、このことが気になる方は是非、明後日の冒頭を見てください。とはいえですね、明日の袴田事件のね、判決があって袴田事件のね、ちょっと取材もしてたいと思いますしちょっと明後日は普段の報道読み解きフライデーとはちょっと趣向を変えてですね、まあそもそも元々の予定だったんですけれども、ちゃんとやっぱ袴田事件を大きくやっぱり扱った方がいいだろうっていうことで、青木さんに加えてちょっとあのその専門家も、あのお招きして、それを中心にした「報道読み解きフライデー」にしようと思っていますので、是非、袴田事件ってのがどうなっているのかっていうのを気になる方も、是非、あの見ていただければと思いますということで、じゃあ本日の本題に行きます。



不謹慎とかブラックジョークと言えば「バイデンが井戸に…」の一方の当事者でもある。

バイデンが井戸に毒、というブラックジョークと津田大介

togetter.com



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そんで、小泉悠氏

こっちも文字起こしか…しんどい。でもやった

小泉悠氏(以下全裸中年男性)

この発言もちろん言語道断で、「なんていうことを言うんだ」と思うんですけど、なんとなーくネットを見て思うのは、右も左も「なぜ私とあいつが意見が違うのか。それはあいつがバカだから」、または「あいつが外国の手先であるから」みたいな、何かそういう自分にとって気持ちいいストーリーに全て落とし込んで、なんか自分たちの中で納得しちゃう気持ちよさってきっとあるんだと思うんですけど。

それの左翼バージョンがの最悪の形で出たのがこれなんですよね。で、これの右翼バージョンもあるじゃないですか。またはもうちょっと違う陰謀論バージョンもあって。みんなあいつは「バカだからとかって」あのー、なるわけですよね。
でもまあ陰謀論とかは分かりませんけれども、右左は何らかの理路があって、自民党に投票したり自民党に反対したりとかしてるんですね。なんであなたはそうなったんですかって話をみんなすれば言えばいいんですけどそれをすっ飛ばしてあの、「どうせあいつは中国から金をもらってる」とかですね「どうせあいつはアメリカの手先」って話に落とし込んでしまうと、絶対溝が埋まんないじゃないすか。
それだとわたしは、なんか日本の言論空間がずっと殺伐としたしたまんまだし一体感を欠いたまんまで。なーんか良くないんじゃないかなとと思ってます