韓国映画「神弓」は、朝鮮に侵攻した清との弓と弓の戦いを描いている
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) July 15, 2023
劇中の、短い矢を竹の樋に沿わせて飛ばす朝鮮の「管矢」がすごい。超高初速で射程は1,200m!?
でも下手に真似すると、矢が弓手の親指に刺さって大出血するそうです
下は自作した管矢の和弓での実験映像、結果、初速は1.5倍でした https://t.co/oa1auWc8o0 pic.twitter.com/imIby3B6HG
超速の秘密兵器、管矢(くだや)
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) July 15, 2023
異次元の矢勢なので弓と言うより、銃を撃ってるような感覚。起源は十字軍のクロスボウの矢を射返したイスラム軍とも言われている
秀吉の朝鮮侵攻の際、朝鮮軍(秘密兵器だった)から捕獲して日本側が一部使用したが、すでに鉄炮があったのでその後はあまり普及しなかった https://t.co/lo8ykPtw8k pic.twitter.com/R86YsUTUb3
【宣伝】原理とかよくわからんが、いろんな漫画や小説…とくに銃が無い世界のバトルもので、事態を打開する小道具としてこの武器使えそうです(MASTERキートンとか、いかにも使いそう)。https://t.co/cLyAfMTrSC
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2023年7月15日
「相手は800メートルも先から銃を撃ってくる…。弓と吹き矢しか手元にない我々には、とても対抗できない、やられるのを待つだけだ」
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2023年7月15日
「いや…そうとも言えませんよ」
「キ、キートンさん、吹き矢の管に矢を差し込んで何を?」
…とか、ありそうじゃありませんか(笑)?https://t.co/Bjfzah12Aa
短く軽い矢にガイドを添えることで射出可能にしているように見える。
— ぬーびー (@noobei1) 2023年7月16日
弩のトリガーを無くして、手で抑えているようなものでは。
そもそも管矢は十字軍遠征の際にクロスボスで射込まれた矢を射返すために考案されたと言われています
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月16日
考えてみれば、クロスボウの矢を射返すなら同じようなクロスボウを作れば良い訳ですが、何故か管矢になったようです。構造が非常に簡単だからでしょうか
ほう。どっちの陣営の発明だろう?
— ぬーびー (@noobei1) 2023年7月16日
自前で用意した矢を使うのがもったいないと感じた、器用な弓兵が思いついたんでしょうね。
矢を射返すのは廃品の再利用だから、弩も鹵獲するならともかく、
どれくらい再利用できるかもわからない矢のために弩を製造しておくのは無駄なんでしょう。
韓国映画の神弓では、主人公が竹を切り割って樋を作り、普通の矢を折って短くして、即席の管矢を作って使っています。原理は簡単なので、適当な太さの竹さえあれば、樋は簡単に短時間で作れます。
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月15日
管矢、発射の瞬間
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月16日
どういう力が働くのか樋は必ず回り上を向く
何度かに一度は発射後、樋が銃身のように動かず弓手の上に残った
かつて管矢の名手は樋を常に銃身のように安定させ矢を正確に射たのだと思う
管矢は危険です。一度、弓手に当たったことがあります。ゴムの鏑じゃなかったら大怪我でした https://t.co/NLnz1RvSwn pic.twitter.com/9Iq0CamKSD
管矢の射程が長く、精度が高いのは、矢が短いため「アーチャーズ・パラドックス」による発射直後の矢の撓みが普通の矢よりも小さく、エネルギーの減衰が最小限で、また空気抵抗が少ないからです
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月16日
射程が長くなった時、矢が軽いことによって威力が落ちないよう、韓国では矢に鉄芯を通しているそうです https://t.co/NLnz1RvSwn pic.twitter.com/wyfi1copuq
朝鮮ではこのガイドレールを「箭筒」という。40年程前、『武芸図譜通志』の騎兵が腰に差している手貫緒付の棒の正体がこれだと分からず、しばらく悩んだ思い出。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年7月16日
短い矢は「片箭」。北方の女真族(野人、オランカイ)との戦いで、射た矢を射返されないための工夫から生まれたという説もある。 https://t.co/fNlNeOyOIN
管矢は矢つがいに手間取り速射ができません
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月16日
それからちょっと手許が狂うと矢が自分の手に刺さって大怪我をするという危険性があります
韓国や台湾の方々から、管矢は危険だから気をつけるようにとのアドバイスを何度かいただいています
恐ろしいので、実射実験ではゴムの鏑をつけてます https://t.co/5DYKUg7Miq
射程1200m?普通飛んで400m位ですよね。本当なら、実際に1km先の的に当てて見せて欲しい。
— 🇯🇵Koriel🇺🇦 (@FEFE2F801F90FM2) 2023年7月16日
200mや400mで自動小銃を撃ってきた俺にとっては、1200mとか高倍率スコープがないと的も殆ど見えない、異次元の世界ですよ。
ちなみに64式小銃は、弾頭重量約10g、初速約700 m/秒(減装薬)で有効射程400mです。 https://t.co/mOPc88Bv8x
韓国の資料で管矢の最大射程1200mと見て疑問にも思いましたが、韓国では普通の長い矢で140m(日本は28m)先の的を狙います。韓国の合成弓はそもそも超強力です
— 市村弘(梅本弘 または ローガン梅本) (@kerpanen) 2023年7月16日
名人が最高の状態で管矢を実験したら本当に最大射程1200m飛んだのかも知れません。有効射程は不明です
64式小銃も最大射程は3700mですよね https://t.co/LtlyCjX2eO
1200mって記録は「ようはすげぇ飛んだ」って詩的表現っす。
— 🍆 (@puriketueroi) 2023年7月16日
実際の朝鮮の運用記録では200歩~300歩(240~360m)がほとんどで、
朝鮮出兵での交戦で「矢が1000歩飛んで、大同江(川)の向こうの敵を射抜いた」ってなってますが
当時の大同江の川幅は500m内外なので
1000歩(1200m)は詩的表現かと。
韓国の弓ユーチューバーが実験した映像ですけど
— 🍆 (@puriketueroi) 2023年7月16日
射程自体は伸びるけど、劇的には伸びない。
射程よりも長距離での集弾性の高さに驚いてる感じです。https://t.co/eCHn37iCbw
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通りすがり
僕は素人なので原理が分かりませんが、棒手裏剣も筒に入れて振り回すだけで何故か飛距離も精度も抜群に良くなりますね…原理は分かりませんがマジで練習しなくて良くなります。
gryphon
へえ、それも漫画や映画のアクション演出に使えそうだ。投槍器と似た原理なのかも?
割り箸と丸めた厚紙かなにかで実験してみよう
流転
たしか戸隠流忍法の隠し武器に竹の杖の中の節を抜いてその中に畳針状の棒手裏剣を仕込んで遠距離から杖を振って投擲する「目刺し」(?この名称自信なし)というのがあったような・・・
あと日本の古武術の中にダーツのような短い矢を筒の中に入れて打ち振って投擲する「管矢」とか「振り出し矢」というのがあると、名和弓雄の隠し武器の解説書で見たような記憶も・・・