この前…というか昨日か!こういう記事が話題になりました
note.com
ブクマもついた
[B! 建築] 明治神宮外苑再開発に私が”賛成”する理由|倉本圭造|note
面白い内容だからそうなるのも当然なのだけど…ほぼ1週間前の4月23日、こういう投稿を見つけてた。
ちょっと疲れてたんで、ブクマだけして(本来の使い方だ…)、あとで紹介しようと思って失念していた。
出し遅れのような気もするけど、逆にそうやって環境が整ったから読まれやすくなっているかもしれない。
神宮外苑の再開発に反対の人達って、明治神宮がどんな苦労をして内苑の深い森や外苑のイチョウ並木を守ってきたかへのリスペクトが全然無いのよね。特に政教分離のもとであの広大な土地を維持するのがどれだけ大変か。
— さすらうもの (@daffodi85280015) April 22, 2023
(続く https://t.co/qOca2qVnfp
多くの神社が境内の一部を有料駐車場にしているけど、明治神宮の場合は神宮球場などのスポーツ施設がそうなのよね。そこからの収益で神宮を維持していた。だけど球場が老朽化して改修や建替が必要になれば収益どころか金食い虫になる。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月22日
(続く
建替えるにしても折角のあの場所。しょぼいものを建てる訳にはいかない。だから三井不動産や伊藤忠と組んでいるのよ。資金も必要だし都市開発のノウハウも必要だから。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月22日
(続く
新国立競技場も含めて21世紀らしいスポーツクラスターを作る。一方でイチョウ並木を守り絵画館との一体性も回復する。そして何よりも内苑の深い森と社殿を永続的に守る。それで良いのじゃないかな。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月22日
公費を投じない以上、宗教法人の明治神宮が守れるものには限りがある。そこは理解すべきね。
スポーツ界隈から見ると、また違う景色もある。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
現在地改築をいう人もいるけど、じゃあ改築中の数年間どこで野球やラグビーをやるのかという問題がある。神宮球場ほど稼働率の高い球場は他にないので代替の探しようは無い。ラグビーは逆で稼働率は低いんだけど代替候補は熊谷。
せっかくWカップでついたファンが離れてしまう。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
ラグビー場の屋内化や観客席減少に文句を言う人もいるけどラグビーのシーズンは冬。寒風の中の観戦が醍醐味という人は多くはない。観客席も今の動員力からしたら相応。特別の大試合は、せっかく隣に国立競技場があるのだからそこでやれば良い。
ラグビーは競技後の体の回復に時間がかかるから試合を詰め込む訳に行かない。従って試合のない日にもコンサート等で活用を考えないと採算が取れない。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
これらを考えると第二球場を潰して、その跡地に新ラグビー場を作り、ラグビー場の後に新球場を作るというのは極めて合理的。
伊藤忠ビルは大きくなる。敷地の一部と空中権を伊藤忠に売却することで、スポーツ施設再構築の資金を得るのが目的ではあるが、地下鉄駅と新ビルのロビーをつなぐことで動線の改善にもなる。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
今は地下鉄駅から球場へは狭い歩道しかないけど、屋内プロムナードを作り買い物や食事もできるようになる。
そういう溜まり場ができることで交通機関のラッシュを軽減することができるし、災害時の一時避難場所としても機能する。この辺は球場内ホテルと共に三井不動産が商売として頑張る所でもある。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
神宮外苑は公園的な場であり、スポーツ興行の場であり、宗教団体の土地でもある。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
公的な視点も大事だけど、あたかも都立公園のような理解は短絡的。公益も各事業者の事情もバランス良く考えることが必要だと思う。
外苑の宗教的意義の補足
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日
明治神宮の立場では明治帝の事績を顕彰する絵画館こそが外苑の中心なのです。そして絵画館に向かう参道がイチョウ並木なのです。ところが戦後、絵画館の前の広場に草野球場ができて絵画館と並木が分断されました。この分断を解消することも重要です。
知らない人も多いかもですが、絵画館は歴史画の宝庫なので機会があれば是非見に行ってください。
— さすらうもの (@daffodi85280015) 2023年4月23日