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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

NHKの番組終了報道を巡る、あれこれの雑感(クローズアップ現代+)

NHKが看板番組「クローズアップ現代+(プラス)」の終了を内々に決めたことがわかった。来年4月からは別の番組を出す方向で既に内部で検討が始まっている。

NHKでこの決定を知る複数の関係者が明かした。それによると、NHKは「クローズアップ現代+」を今年度(21年度)で終了させ、来年4月から別の番組を放送することを内部で決めた。正式な発表は無いが、既に経営幹部から担当部署に後継番組について検討するよう指示が出ているという。後継の番組は概要も決まっておらず、「クローズアップ現代」の終了を優先させた形だ。

取材に対して放送総局員は、「発表は無いが、NHKの報道を支えた番組が終わるのは確実だ」と語った。また、報道局員は、「クローズアップ現代は数年前に週1回に減らすように指示があり、それを現場が押し返した経緯が有る。今回の廃止に政治の圧力が有ったかどうかはわからないが、安倍政権、菅政権がこの番組を潰したがっておりNHKの中でそれに呼応するグループが有るのは事実。これまで抗ってきた現場が力尽きたという感じだ」と……(略)

news.yahoo.co.jp

2021 年 4 月 9 日、一部ネットメディアで、NHKが「クローズアップ現代+」. の終了を決定したとする記事が掲載されましたが、まったくの事実無根で、大変. 遺憾です。執筆者に対し抗議するとともに、記事の削除を求め …...
https://www.nhk.or.jp/info/otherpress/pdf/2021/20210409.pdf

※ちなみにコピー拒否のpdf設定


申す。
けっきょくこの種の報道は「匿名証言」の信頼性を、どう担保するかにあるだろう。

最初の書き手、立岩氏はこう書いている。

この記事では情報源を全員匿名にしています。情報源は極力明示すべきと考えており、安易に「関係者」などを使って報じることは控えるべきと考えますが、今回は情報源を明らかにすることによって情報提供者に著しい不利益が生じる懸念…

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これは内容的に「そういうこともあるだろう」としか言いようがない話だ。この内容で、出てきた「複数の関係者」や「放送総局員」の名前が明らかになって、立場が不利にならないとは考えがたい。


かといって、ならば夕刊紙の一部や、かつての「噂の真相」のように「関係者」が語るというばっかりのものを、信じられるかという話にもなるわな。
そしてNHKが正面からの否定声明___黙殺その他ではなく_____を出したことも、確かにリアクションとしては「思い切ったな」な感じもある。これを徒手空拳の空手形で出したか、というとそれもなあ。


あとは、じゃあどうするかといえば、事実を以て証明を待つしかない。来年4月に番組が本当に終了するのか、どうか。
ただまあ、これはこれで「こういう報道があったから慌てて方針を転換し、一転番組は継続したのだ」という論も完全否定できないだろう。角川春樹はその超能力で富士山の噴火を止めたんだよっ。その証拠に、富士山は噴火していないっ。


じゃあ言ったもん勝ちじゃないか、となる?
たぶん、なる。
ので…こうなったら、次回の報道で、少しなりともリアリティを積み増ししてもらうしかない。情報提供者と打ち合わせ、了解を得た上で、『経営幹部から担当部署に後継番組について検討するよう指示が出ている』文章があるかないか、あるなら文章の一部だけでも、あるいは口頭でのやり取りなら、いつ、だれがどんな表現で何と言ったのか。そんな細部ディティールを積み増せれば……ただ「それらの情報も、発言者を特定させるから公開できない」という可能性もある。


どこまで言っても、いたちごっこではあるんだよ。

あとは、そう報じたところの信頼性次第というしかない。実のところ、ボブ・ウッドワードなどのすごく詳細なノンフィクションも、そういう信頼性の上で成立してる部分もある。ただ、ウッドワードは全ての取材資料を大学に預け、数十年後だったか没後だったか、そのへんになったら公開するとの前提であるともいう。


少し離れた一般論、NHKに関して。

ここで少し、今回の話とは離れた一般論になるけど・・・・・・・NHKって、内部の派閥闘争が、本当に激しいらしい。
そして、本業によって(笑)、情報をリークする手際やその作戦については、双方が、というか皆が身に着けている。


そしてNHKでは、たとえば現在の政権寄りか政権批判寄りか…みたいなのは、それによって派閥が生まれるというより、まず激しい派閥抗争が先にあって、それが結集する名目、旗印的にどっちかがどっちかになっていく…という面もあるようだ。つまり応仁の乱状態というか(笑)



シマゲジ失脚、エビジョンイル復権やその後頂点に立った後の失脚などなどの流れなんかまさにドンピシャでしょ。
しかしまあ、これもそれ以上の具体話を語る方法もない。


ときに、こういう派閥闘争で面白い?のはNHKだけでなく、警察上層部の警察庁長官や警視総監を巡る暗闘もだ。

あまりにドラマチックだから、現場の啓示のドンパチや推理より、警察超トップ級キャリアの出世を巡る暗闘で「白い巨塔」ばりのドラマを作れば面白いだろうに、と思っていたら、ついに実現した。

www.tv-asahi.co.jp



だからさ、NHKも、会長の座とかこういう番組の存続、紅白歌合戦の人選……などのあれこれを巡る暗闘は、むしろドラマとして描いたらそっちのほうが面白い。
テレビ局ではしがらみもあって難しい??

うーん、じゃあ、ネットフリックスで……