註釈追記
ブクマなどで様々に新情報頂きありがたいが、これが『直接の発言』を探すとなかなか見つからない。やはり何だかんだと『相手のある』ことであるから、目立たない場所でポロリと言うことが多い。(例えばこの記事でも平野耕太氏は、厳密には直接ソースじゃないんだよね。書いてある『日記』とか、探したが無かった。高橋しん氏のようなはっきりした声明は例外だ)そういうことで『直接ソース』があれば追加などもしたいと思います。
本題
の本編やコメント、ブクマを見て探したり、既に持ってたりする資料から。
<参考>裁判沙汰にまでなった例
b8270.hateblo.jp
高橋留美子&押井守
今週号のサンデー。
— MAEDAX@背景美塾 塾長 原宿 (@maedax_x) 2020年10月2日
畑先生のターンすごいな…。 pic.twitter.com/T1yff9XM0M
何度も原作モノを手がけてきた押井監督にとって、原作者との関係は悩ましいと、次のように振りかえる。「僕がうまくいったのは、漫画家ではないけど、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の森博嗣さんくらい。(『うる星やつら』の)高橋留美子さんとは、さんざんケンカしたもの(笑)。プロデューサーは、原作者と監督を会わせるべきじゃない。漫画家は、作品全体に一人で責任を負うわけだから、いろいろ言いたくなる気持ちも理解できるよ」。
www.cinematoday.jp
横山光輝
#鉄人28号
— CRISIS1985 (@sa82543) December 1, 2020
原作者のド直球すぎる感想!!! pic.twitter.com/kWLwwiYv2k

高橋しん
…正直に言うと終了を決めた直接のきっかけは、テレビドラマ化でした。関西テレビ・共同テレビのかたにドラマ化の許可を出すための条件の中に、ゆーじと妙子だけは変えないこと、という一文がありましたが、多くのかたが感じたように、ゆーじは変え「られて」いました。
私は、もうこれ以上わたし以外の誰にも変えられずに、読者の方々の中の「いいひと。」を守ること、そして同時に多くの読者の方に悲しい思いをさせてしまった、その漫画家としての責任として私の生活の収入源を止めること、その二つを考え連載を終了させようと思いました。ここで誤解しないで欲しいのは、決して作品を描くという「責任」を放棄したわけではないということです。そのことは、終了を決めてから描ききるまで約一年半の月日がかかっていることで、判っていただけると信じています。終了を決めた当時の予定では、一年間かけて、しっかりと「いいひと。」を描ききるつもりでした。結果的にはそれからさらに半年かかってしまいました(笑)。
後半には「伝えたいことを描き切るためには連載枠の18ページでは楽しさと、言いたいことと、絵と、演出、ストーリーのバランスが思うようにとれない」と、20ページ、24ページついには30ページとページを増やしてもらいました。会社の経営やリストラなどのことを勉強しながらのその作業量は担当さんやスタッフの懸命のサポートなしには到底乗り越えることが出来ないものでしたが、それでもなお、ここまでよく育ってくれたキャラクター達への想いはページに収まりきりませんでした(時にはそれでも読者の方の中には、間延びしている、手を抜いていると言う方もいて、正直つらかったです(笑))。嵐のような一年半でしたが、「終わるために描くのではなく、描くために終わるのだ」と心を励まし描きました。
結果はどうあれ、テレビ化を許可した当時の気持ちの中には「ここまで四年間も精一杯描いてきたのだから、「いいひと。」は読者の中にしっかり存在しているのではないか。このまま何年かして終わる前に、読者への恩返しとして、読者の周りのたくさんの人に「いいひと。」を知ってもらえれば、私も読者のかたも納得して新しい漫画に向かっていけるのではないか」そういう思いが有りました。その意味では、今は新しいものに向かう踏ん切りがつく、そのきっかけにはなったのだと、素直に良かったと思えます。テレビドラマを気に入ってくれていたかたには、ごめんなさい。私は第一話目しか見ていないんです。でも、ごく一部の不誠実なひと以外のドラマスタッフの方々の、良い作品を作ろうとの思いに対して、またその結果うけられた多くの視聴者の方々の支持には心から祝福いてします。また、一部の週刊誌で報道があったようにテレビとの間にいざこざがあったわけではありません(笑)。最初に約束があり、結果的に約束が守られなかったから、約束通り原作を降りた。それだけのことだったんです。関西テレビのプロデューサーのかたから読者の方に対して、「現場が走りすぎたのを押さえることが出来ませんでした。申し訳ありません。」と言う謝罪の言葉も編集部を通してうけとっています。
重ねて、一番の責任者である、私からも謝罪いたします。「皆さんと作った大切な作品を守れなくて、申し訳ありませんでした。」
www.sinpre.com
平野耕太
原作ファンの酷評はもちろん、歯に衣着せぬ物言いで有名な作者の平野耕太も自身のサイトの日記などでアニメ制作者側に不満を述べており漫画でも「DVDをまんだらけに売った」とネタにする始末だった。
https://festy.jp/web/posts/1004637festy.jp
平野耕太てんてーのサイン会に行ったことがあるが、少し前にいたやつがよりによって「アニメ版ヘルシングから入りました」的なことを言ったらしく色紙に「一生アニメをみてろ」って書かれてたのが印象深い
— 紙魚 (@silver_fishes) September 27, 2011
まつもと泉
オレンジロード『あの日にかえりたい』を作ったことで、おれは原作を壊した人間のように言われてきた。#まつもと泉 氏からはかなり憎まれていたと思う。
— 望月智充 (@fusatora2828) October 13, 2020
まつもと氏とは一度だけ会ったことがある。『あの日』の作業が進み、アフレコ直前の頃だった。先方から会いたいというオファーがあったのだ。〈続
まつもと氏はアフレコ台本を見ながら、この映画の内容は全然違うということをおれに言った。驚いたことに、アニメ映画化が決定し進行していることを、数日前まで知らなかったと言う。原作者に対するこの扱いは、今では考えられないことだ。とても気の毒だと思ったのを覚えている。
— 望月智充 (@fusatora2828) 2020年10月13日
ご冥福を祈ります。
togetter.com
手塚治虫
昔一度見たきりなので不確かだけど、『テレビ探偵団』に出演した手塚治虫が、それまで嬉しそうに自作の映像化について語っていたのに、『加山雄三のブラックジャック』の話になったら「これボク一切かかわってないので責任ないです」と切り捨ててて、子供心に「ぁー……」と感じた思い出。 https://t.co/LyGxTUvoYO
— THAC0社長 (@THAC0_CEO) December 10, 2020
のちに手塚眞がどこかで「父は実写映画でマンガ的表現が使われるのが嫌いで、『冬でもないのにこんなコート着てるやつがいるか!』とテレビにつっこんでましたね」的なことを語ってるのを読んで「それどう考えてもアレのことじゃねえか……」と思ったことも。
— THAC0八郎 (@THAC0_CEO) 2020年12月10日
ゆうきまさみ
※パトレイバーについて
子供がほしい、できれば男の子がいいと思っていたけど、女の子がうまれたっていうのがビデオ(笑)でもまあ子供ができたからうれしいやっていうのがあって、それが無事に育ったなというのが劇場版(笑)。で、わーっ、男の子が生まれたっていうのがTV版、という感じかなぁ、あははははは〜
(略)
ビデオというのは、あれはあれでいいんだけど、ほら本編が無いでしょ。しいて言えば1話だけという感じがあって、女の子かぁ、でも、まぁ子供ができたからうれしいや。劇場版は、その女の子が思いもよらず美人であったという・・・縁談もじゃんじゃん来い、みたいな。よかった、よかったと。それでTV版は待望の男の子って感じ。
Q:マンガ版はどうですか?
あれはまぁ、私生児ですからね(笑)
(Comic BOX 1990年2,3月合併号 P39 )
浦沢直樹
こちらを参照。
m-dojo.hatenadiary.com
※冒頭に書いたように、ハテブでは多くの情報をいただき感謝だが「直接の証言ソース」となると、やはり少ない
b.hatena.ne.jp
なお、2023年3月にこのツイートが数千リツイートされるなどバズった(ここも関連で読まれたほか、ツイートのリプにもいろいろな情報が)
原作者が怒ったアニメ化作品 pic.twitter.com/7qKvRiOt38
— とあるん (@toarutoa) March 7, 2023