ほんと、ヒトラー美大入学の話題で、カスガ氏の、最近の知見を読んでみようと思ったら、偶然か必然か…
ラリイ・ニーヴンは「時間軸が一本道でかつ歴史が改変可能ならば、最終的には、タイムマシンが決して発明されず歴史改変がまったく行われない時間軸で歴史は安定するはず」という説を述べてた。
— カスガ (@kasuga391) April 8, 2020
個人的にはこれ以上説得力のある「タイムマシンが発明されない理由」を読んだことがない。
なるほどなるほど。
— nao1 (@northpoint77) April 9, 2020
タイムマシンがあったとしたら、それが元で何かしらの過去が改変され続ける。影響は何かしらで波及してタイムマシンが作られない過去が出るまで過去の改変はやまない。
過去の改変がない時間軸までその改変は続くわけでタイムマシンはいずれ無くなる形で安定すると。
面白い🤣
※以下、仕様の関係などでコピペで
nao1@northpoint77
面白いと感じたのは、この話自体は、今のこの瞬間を安定した状態とは定義してないようで、今後タイムマシンが発明されないことの証明にはならないということ。
タイムマシンは発明するということの行為自体が、自分が消される運命を作り出している。
不思議な自己否定を含んだ発明と解釈できる
Sugiyama Jun @genki2010
·でも我々が”現在“、安定する前の繰り返しの中に巻き込まれていない…という保証にはなりませんよね?
(現在という定義が難しすぎますが…)
だから我々の今いる時間の中で、タイムマシンが発明されないかは分からないと思うのですが…(いきなり失礼しました)
らりる @uamw82
繰り返される度に記憶や記録はリセットされる
それを証明する手段はない
あるわけがないのです
ぷりむ@purim3
·な、なるほど考えている顔
Akira Ibusuki @ibuski
·
?つまり時間軸は一本道じゃないなら成り立つ? 「歴史が改変不可能」って前提は採用しづらいから置いておいて(過去の人物を殺そうとすると消されちゃうとか、変化を与えても弾力的に戻ってしまうとか、そういう設定のストーリーもあるけどね)。
yukia21 @yukia21
ドラえもんの世界には、時間軸が二つあるとしか思えません。
五円玉(餡は脳に優しいスイーツ) @Goendama
·ある学者は「我々が存在する時間軸」が正にタイムマシンや時間遡上通信が存在していない時間軸だとも
道具屋
どちらかと言うと歴史改編を観測できない理由なような...。
わかりる????
つまり、なんとなく ふいんきで、あーそうでしょ、ってわかる……で済ませるには、いくら「SFすこし・ふしぎ派」でいいとあっても、ことは重大過ぎる。
つまりだ、
何もない時、お盆に張った水は静かで、まっ平らだ。なぜ平なのだろうか、といえば、それは過去の揺れが収まっているからだ。
・・・・・・ということだ。
「山火事がこの前起きたはずの山なのに、もう花が咲いているね」は、逆にいえば「今咲いている花は、すべて山火事のあとに種がまかれた」ことになる、と・・・・・
わかりる??
あの人が、今も存命であったら。
広瀬正・小説全集・6 タイムマシンのつくり方 (集英社文庫)
- 作者:広瀬 正
- 発売日: 2008/12/16
- メディア: 文庫
広瀬正小説全集、完結
「タイムマシン」ものを中心に、「時間」に魅せられた作家・広瀬正の様々な手法ときらめく才能が詰まった珠玉のショートショート24篇と付録を収録。(解説/筒井康隆)
コメント欄より(Poet氏)
Poet
タイムマシンがあっても(あるからこそ)逆に時間軸の改変が起こらず、
首尾一貫した因果関係が成り立つ場合があるという学術論文が、物理学業界で
最も権威があるPhysical Review誌に掲載されていたのですが、どこかに解説
があるかと検索してみたら、すでにWikipediaにありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/因果のループ
こっちのほうが分かりやすいかも
http://irobutsu.a.la9.jp/hardsf/timeparadox.html
な…何を言っているのか(略)
だが、とりあえず保管して読んでもらいます わかる人はわかるだろう
Poet
えーと、ようするに、原因→結果の因果関係を破る事象は起きえないという
前提に立つと、ループ毎に異なる結果となる現象(時間軸の改変)は、そもそも起こらない。
だから、ニーヴンが言うタイムマシンが存在しない世界にも到達しない。
タイムマシンが存在する場合も、過去を改変することはできず、元々の歴史に
タイムトラベルの効果が取り込まれている。というドラえもんにありがちな話に
なっちゃいますね。
ニーヴンの前提と違うので、どちらが正しいというものではないですが。
以前書いたけど、ほとんどのハードSF作品って、ガチ理系の人間には全く面白く
ないのですが、ラリー・ニーヴンのものの考え方というか面白がり方は、多分に
理系的で、自分は好きなんですよ