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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大沢ケンジが朝倉海vs堀口恭司をレビューした(Dropkickブロマガ)

ch.nicovideo.jp

大沢 堀口くんは勝負をかけるつもりじゃないけど、一度やってみたらカウンターを食らってしまった。この海の技術は凄いですよ。ああいった打撃のフェイトやカウンターは練習で慣れてますけど、堀口くんの精度はメチャクチャ高いですからね。事前に堀口くんのフェイントにビビらないことを口にしてましたけど、それをやるって本当に難しいです。

――フェイントにビビらないで右フックにカウンターを合わせれば堀口恭司に勝てる……ってやりたくてもできないですよ!(笑)。


有料部分も少し引用させてもらおう。

…ウチの選手に言っているのは「同じ動きをなるべく繰り返すな」っていうことなんですよ…どれだけ違う動きでリズムを変えられるか。打撃戦ってリズムの崩し合いですからね。だから打撃はデータを出さないほうがいいんですよ……堀口選手は連戦だったことでデータが出揃ってしまったところはありますよ。2ヵ月ペースで試合をしていたら「今回も前回と変わらないだろうな」って読めますよね。

これは面白い。「連戦」のハンデといえば肉体的なダメージを第一に連想するけど、特に打撃のリズムを、練習や調整によって前回の試合から変化させていく余裕がない…と。


負けって交通事故に遭うようなもんなんですよ。事故に遭ったら、おもいきりアクセルを踏めなくなっちゃうじゃないですか。総合って赤信号だけど「他の車が来るわけない!」って交差点に突っ込んでいく奴のほうが有利ですからね

「赤信号だけど「他の車が来るわけない!」って交差点に突っ込んでいく奴のほうが有利」を別の言葉で言い換えると「ボブ・サップ、技術を学んだら弱くなった」なのであろう。


大沢ケンジ氏、こういう話を雑誌インタビューで語るのと「大沢ケンジの技術解説ちゃんねる!」を開設してyoutuberになるのと、どっちがゼニになるのか。

よけいなお世話なんだが(笑)、しかしこういう話もあるんだぜ
m-dojo.hatenadiary.com

いやもちろん、朝倉未来も今回の勝利や矢地祐介完封で「現在のMMAで屈指の戦略家」という評価は高まって久しいが、youtuberとしての人気は別に技術解説、というわけではない。

本当に「大沢ケンジの技術解説ちゃんねる」にどれだけ来訪者が生まれ、収益につながるかはわからないし、そもそも今回の解説だって優れた聞き手(ジャン斉藤氏)の力もある。だが、自分の知識や言葉をマネタイズするとき、今後は「これ、インタビューで話そうかなー?それとも自分のyoutubeトークしようかなー?」という比較考量をすることが、良くも悪くもできてしまう。それが2019年の風景ではあろう。メディアにはしんどい話でもあるし、個人のyoutubeもメディアとするなら、百花繚乱の全盛期、ともいえる。


GONG(ゴング)格闘技 2019年7月号

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