ジム戦国時代! 格闘技ジムはどうあるべきか■大沢ケンジ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1044900 #blomaga
大沢 (略)都立大にあるHAYATO GIMがメチャクチャ流行ってるんですけど。◯◯◯人くらい会員がいて。
――そ、そ、そんなにいるんですか!? ひえ〜(笑)。
大沢 いつ行ってもジムの中は会員さんでパンパン。前にも言いましたけど、キックは女子がフィットネスとしてやりやすいし、間違いなく流行ってますね。
――それで大沢さんもキックジムに進出したわけですね。
大沢 キックだけじゃなくて柔術のジムも出しちゃおうかなって考えてるんですけど。柔術の熱って世間にはまだまだ届いてないですけど、それは地表上には出ていないだけで、地下でとんでもないことになっていて。
――競技人口もどんどん増えてますよね。
大沢 いつか世間にその熱が届くことってあると思うんですけど、海外ではサーファーで柔術家とか、ハリウッド俳優が柔術をやるとか、オシャレなものとして捉えられてる面もあるんですよね。
――セレブスポーツとしての柔術。
大沢 日本でもお医者さんとか社会的地位がある人がやってるケースが多くて。そこはインテリジェンススポーツの一面があるんですよ。
(後略)
ふーむ……。
こういう競技人口の数は大会参加者などである程度定量的に把握できるはず。ちょっとデータはほしいな。
しかし、ジムの競争ははげしい。
大沢 (略)定職についてないから、現役をやめたらジムを開くか、何も知らない仕事にイチから就くかになる。そうなったら前者を選びがちだと思うんですよ。それはボクがそうだったから!(笑)。
――なるほど(笑)。それで続々と総合の選手がジムが乱立してるところもある。
大沢 だって、ほかにやることないですもん!(笑)……みんな「この場所ならいける!」と思ったら、近所にジムがあろうが出すと思うんです…弱肉強食の時代に入ってると思いますね。
大沢 「このまま格闘技が浮上しないんじゃないかな……」ってネガティブに考えたこともありましたけど。いまはどの格闘技も競技人口が確実に増えてますからね。そこは10年前の比じゃないと思うんですね。それはPRIDEやK−1のブームがあったことで始めた人もいれば、あとはテレビの影響は大きいです。それはたとえ深夜といえども。マイナー競技はテレビで放映するかどうかは死活問題ですよね。
――いまの「スポーツ1軍」枠はプロ野球、サッカー、フィギュアスケート、ラクビー、卓球、柔道、バレーボールというか。格闘技は10年前は1軍だったんですけど、いまは2軍で。ちなみに最近のプロレスは、1軍の中継ぎって感じです(笑)。
大沢 フィギュアの前は格闘技が1軍だったんでしょうね。1軍の席数は決まってるから、そこにどうねじ込むか。いま新生K−1の人気が出てきてますし、あの熱はテレビが動いてもおかしくないですよね。
ふむふむ。UFCのWOWOW撤退で、こらあかん、と思ったが、なにゃかにゃとFUJIYAMAファイトクラブは地上波放送、K-1はabemaTVのその日の視聴率で断トツだったんだぜ。
https://ranking.abema.tv/slot/view/daily/20160624
K-11、堂々の一位 883.7K(2位に大差)
こうやって細々と?でも、格闘技ジムの競技人口だけは増えた(ジムは乱立した)…という形でも、じっと今はクリンチでしのいで、新生K-1とかRIZINがバーッと爆発して、日本格闘技が復興…するかもしれないし、しないかもしれないね。
ただ、大沢ケンジというその最前線にいる人が、ちょっとした好感触を得ているのは事実のようだ。