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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

アンデウソン・シウバと中村K太郎、ともに敗れる……

アンデウソン、星を落とす

★UFN84:メインイベント・アンデウソン・シウバ vs. マイケル・ビスピン - 格闘技徒然草 http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20160228/1456612710

アンデウソンが一度はKO勝ちしたような場面もあり(ラウンド終了で救われた)、また最後にはビスピンは血まみれになったりで、てっきりスパイダーの勝利だと思ったのだが、ラウンドごとで数えるシステムが今回は作用し、ビスピンは計3R、アウンデウソンは計2Rと評価されたらしい。
不満と言うか疑念もあるが、たしかに序盤、ぐらりとパンチを食らってダウンしそうになる場面もあったし、例の「攻め込んで来い」とやる場面は、相手の攻勢、アウンデウソンの守勢と見られてもしかたない……

しかし、神がかり的な強さだったときは「余裕の表れだろう」でみな納得していたが、こうやって負けてしまったらあのノーガードで打たせる戦法をとらず、普通に攻め込んでいたら?とも思わせてしまう。なんか「力を与える代わりに、ラウンドのうち1分は手を出さずに相手だけに攻め込ませる」という条件で悪魔と契約した…とかいっても信じそうだ(笑)



「足関スイープ」にしてやられる。日本屈指のグラップラー中村K太郎も敗北

★UFN84:第11試合・トム・ブリーズ vs. 中村K太郎 - 格闘技徒然草 http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20160228/1456609194

自分はけっこう「安心して見てられるか」を重視している。で、K太郎が打撃戦はともかく、組み付いて胴に手を回して、足をかけてテイクダウン!!したら、「やれやれ、『安心』してみてられるなあ」モードに入ってたのだが…

3回、足関で、スイープされたねんで。

中井祐樹氏が、「足関は今のMMAでは、極めもそうですが、スイープのテクニックのひとつとして使われます」と指摘したことがあって、はあ、なるほどと思っていたのだが、日本一のグラップラーといっていい中村K太郎がそれで上を取り返されているのだから、やっぱりそうなのかと思わざるを得ない。

その後もスクランブルによって再度取り返したり、オモプラッタで攻めたりもした中村だったが、そこからパウンドを落とした時間や数は相手のほうが上だった。
最初にテイクダウンやマウントを取るところを見ると決して圧倒的に力で上回っている感じではない。だからもったいなかった。