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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

RIZIN「SARABAの宴」感想その1

時間が無いゆえ、今日と明日にわけて一部分だけ書きます。

高阪剛は立派のひとこと…、だがやはり、あれだけの体重オーバーのときに、どうするのか、格闘技興行主催者は突きつけられる問いだ。
TV放送もあり、観客もいるのだから、「勝っても無効試合」、反則ありにして戦うというのも、まぁひとつの解なのだろうけど…元谷の相手も含めて、それにしても、な体重オーバーの2選手だった。あれではガス欠して当然、というのも結果論で、もともとそのガス欠前に勝利することを狙った特化型ファイターだからな。
とにかく高阪、TKには何もケチのつけようがありません。
ただ…「SARABAの宴」だから、再オファーしにくいでしょ(笑)?


・29日は、これからRIZINのスターにしたいと思ってただろう日本人は全滅しちゃったなー。元谷友紀、才賀紀左衛門、石井慧……


・元谷の相手の体重オーバーは許しがたいし、それ以上に技術的には元谷のほうが相手を上回っていたように見えるからもったいなかったが、それは抜いても、もったいない話ではあった。


所英男の、次々ポジションを変えていくタイプの寝技が、逆に映えるような相手ではありえたから、才賀は悪くなかったかもだが。


石井慧は、「とにかくすごく努力している」「柔道金メダリストの地位におごらず位置からMMAを学ぼうとしている」という評判はゆるぎなく定着している…だから逆に「柔道の技術をあれだけ持ち、あれだけ真面目に打撃を含めた総合を学ぼうとしている石井でも、あの階級に放り込まれたらトップは難しい」という残酷な結論が出そうなのである。もう一階級下に…だが、他の選手もだいたいそれができそうな感じはあるんだよな…
要はK-1の佐竹、武蔵な状態、ポジションになる、ということ……それはなあ… 吉田秀彦も、実はこういうポジションだったよな、とも思い出す。



・さて、視聴率と入場者、どのくらいだったろう? あと、シビアに判断される「地上波枠へのカードチョイス」どうなった?
自分は完全スカパーだったので、後から知るつもり。



・NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

【国内総合】 RIZIN 高谷裕之vs DJ.taiki 、「肘無しルール」はどう決まった?

「肘による頭部への攻撃は両者合意したときのみ有効となります」
(12/29、RIZIN試合開始前のアナウンスより。PPV放送8分ごろ参照)

サッカーボールキック炸裂か!? 高谷裕之インタビュー
http://www.rizinff.com/interview/20151228_3614.html

—最近戦っている試合・大会とはややルールが違いますが、その点はいかがでしょう。

間違ってヒジが出ないように気を付けないと。でも4点ポジションのヒザ、サッカーボールキックとか新しいことができるので楽しみです。サッカーボールキックはまだ使ったことがないので使いたいですね。


これに対してDJ.taiki選手がtwitter
https://twitter.com/DJ_taiki/

DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 19時間19時間前
「間違って肘がでないようにしないと」って肘無しを強く希望したのお前やろ


その数日前も

DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 12月22日
今日初めて肘無しで練習してみました。
、、、やっぱ出ちゃうって!!
 
I/N @FuckinStar16 12月22日
@DJ_taiki
RIZINて肘無しなんですか??
 
DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 12月22日
ルールブックには「両者が希望した場合は有り」と、、、
 
I/N @FuckinStar16 12月23日
そうなんですか。知りませんでした、ありがとうございます。
ちなみにDJさんの試合は?
 
DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 12月23日
私は肘有りを強く強く強く希望します。
てか肘無しなんて3年近くやってないし!
 
DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 12月23日
俺も喧嘩は沢山してきたけど肘無しの喧嘩なんて一回もしたことない。
 
DJ.taiki@12.29試合 @DJ_taiki 12月23日
お客さんは絶対、肘が観たいと思う。


このへんの「駆け引き」や「主張」も含めて試合があり、結果があると思うと面白いものです。

しかし、両者合意といっても「OKするのこそ勇者…えっ?OKしないの??」ってな「空気」で追い込んでいくのが、PRIDEからの作法だからな(笑)。ああいうとき、ちゃんと「だが拒否する」とやれたのはブラジリアンだった、というイメージがある。今回、高谷陣営の思惑とかはどういうふうなものだったんだろう