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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

魔術師vs獣神、もし闘わば? サブゥーがライガーと対戦を熱望!やらない理由、ないだろ?

発売中のKAMINOGEより。

KAMINOGE vol.48

KAMINOGE vol.48

いや、実にいいコメントをとってきてくれたもんだ。
これ、やらない理由はまったく見当たらないと思う。二人とも、びっくりするほど年をとったイメージはないが、それでも2015年の現在なら、メインストリームとはちょっと別の流れの中で、スペシャルな存在として登場してもらったほうが輝く立場。
ようは、「ふたつのレジェンド」なのだ。そしてギリシャ神話とローマ神話がいつしか融合したように、この二つのレジェンドも、ひとつのより大きな神話を描くために融合するのだ。
よくわからんが、いいこと言ってるよ、俺(笑)
というか、このふたりが向き合うだけで絵になるじゃねえか。

どう、お膳立てするかにもよる。
いきなり決まるのもいいが、やはり疾風のごとくリングに乱入したサブゥーが、机と椅子でライガーをにサンドイッチダイブを見せて完全KO、怒りの獣神が復讐戦を要求・・・とかもいいし

サブゥーをつれてきたのは、この前と同じく俺だぜ、エーッツ!!」と黒のカリスマがやってきてもいいし…


あの当時、新日本若手のサブゥーに対する「カテェ」態度は、まだ尾を引いている。

上の画像で「素晴らしいレスラー『も』いた!!」となっているのは、

・オータニやカネモトはダメだね!あいつら、うんこタレだ!
・あいつらはニュージャパンのスタイルしかできないから、それを強要しようとする。
・俺をレスリングができないと思っているんだ。

ということです。
当時、UWFインターとの抗争で味をしめた新日本は、ジュニアを中心に門戸を開放しはじめていたのだが、けっこう上から目線で「新日本についてこれるか?」みたいな調子で、しかもそれがアングルなのかリアルなのか判然としていない、というところがあった。
そこはなんだかんだとゴッチの遺伝子が、多少は生きていたらしく、「リング上でレスリングを仕掛けて、あっちがついていけずに潰れたら、それはあっちが悪いんだ」という感じだったよな。
今から思えば、サブゥーの怒りももっともだし、言うちゃあ悪いけど(井上編集長)、新日本の本格レスリングについてこれるか、なんて、当時黎明期だったMMAの選手から見たら五十歩百歩ちゃうか、とも、当時すでにそう思っていた。

だが、そんな大谷や金本、ついでにカシンこと石沢のカテェ態度が、面白くなかったかといえば、結構そのギクシャク感がスリリングだった…。


まことに結論が出てこない、底が丸見えの底なし沼でございますよのう。