またもや、3人ぐらいに伝わる企画です…
過去の記事はノンフィクションでしたが、今回はファンタジーとの融合。
【前回シリーズ】
「プロレス地獄変」的に回想する東京都知事選。-http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140214/p2
「プロレス地獄変」的に振り返る安倍内閣の改造(原田久仁信風に)。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141021/p1
- 作者:原田 久仁信
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
最初の敗戦
ダリューン
「霧の中での会戦は必ず見通しが悪くなるッ 少しは退却したらどうだい?」
アンドラゴラス王
「ゲラアウト! お前もここで一回 外に出たほうがいいかもな…」
アルスラーン
「俺が絶対にノーと言いますッ!! 父上…この霧の中を戦場とするのはパルス軍として…」
アンドラゴラス王
「アルスラーン…… その話なら帰れ!」
アルスラーン
「ハ、ハイ!」
ダリューン
「コイツ…本陣まで何しに来たんだ オデン王子め!!」
アンドラゴラス王
「こんな立派な布陣もできたし!カーラーンが地形を完璧に偵察した! いよいよパルス軍旋風がアトロパテネ草原に吹き荒れるな!!……オッ どうだ?先陣の手ごたえは!?」
ヴァフリーズ
「それが…イマイチ というか……かなり悪いです」
アンドラゴラス王
「ヘッ? ウソだろ… こっちは八人の万騎長がそれぞれ一万騎、国王親衛隊に歩兵までいるんだぞッ」
ヴァフリーズ
「しかしカーラーンが裏切って、断層の罠に火攻めを仕掛けられています ダリュ―ンも万騎長を解任されてますし…ちょっと分が悪いッスね」
アンドラゴラス王
「ウグッ…ナンだ!人ごとのようにッ」
クバード
「シャプールさん…オレもう万騎長辞めますよ!」
シャプール
「ク、クバード!待て! いまにパルス軍は良くなるッ!いまお前に抜けられたら…」
クバード
「王は既に逃げたじゃないですか オレにも生活があるんで……」
王都陥落
ルシタニア軍
「奴隷(ゴラーム)さん… あなた改宗して内側から叛乱し 自由民になってみる気はない?」
城内の奴隷
「ヘッ? 私が?自由民? まーた…ご冗談でしょう!」
ルシタニア軍
「いいの 分かってます…いますぐお返事は無理よね!少し考えてくださらない?」
奴隷
「マジかよマジかよオイオイオイオイッ(ニタニタ)」
(そして叛乱奴隷が城門を内側から開け、首都は陥落!)
奴隷
「ところでルシタニアの皆さん、奴隷解放しないなんておかしな話が出ているらしい!この業界、噂好きが多くて困ったモンだが…」
ルシタニア軍
「奴隷さん…悪いわね…急にいろいろあってね…ごめんなさいネッ」
奴隷
「オオ…恐れ入谷の鬼子母神ッ!!」
新しい味方が
アルスラーン
「あの名うてのダメ国家を立て直したい…パルス伝説の戦略家 ナルサスの腕さえあればパルスは蘇るッ」
ナルサス
「このオレが…い〜じゃないか!い〜じゃないか!」
ダリューン
「先に死ぬのはお前かオレか…そんならやれよ!宮廷画家!!」
ナルサス
「王子分かったッ!…最後のご奉公 させてもらいますッ 他ならぬダリューンの頼みでもあるしな…」
エラム
「ナルサス様 ウチの窮状を見かねて大物戦士がノーギャラで加勢したいと…」
ナルサス
「な なんだって?ヴァフリーズ老か、それともクバードかっ」
ファランギース
「どーも!! ファランギースでーーッす! 私は今、フーテン絶世の美女 ミスラ神の化石だけどさァ! アルスラーン様にご助力するのはひとつの夢だったわけよ! そっちの状態は百も承知…ノーギャラでいいから!!」
ナルサス
「ウグッ…タダかッ! 背に腹は代えられねえッ」
フリーとなった王子と勇者たちの「連携」に注目が集まる!!
「時間と忍耐があれば 桑の葉は絹に変えられる―」(イタリアの古い諺)
- 作者:荒川 弘
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: コミック
- 作者:荒川 弘
- 発売日: 2014/05/09
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- 作者:荒川 弘
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- 作者:田中 芳樹
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