つい自分は格闘技マニア的に「寺社ヌルヌル事件」と呼んでしまうのはナイショだ(笑)
寺社に油事件について - Togetterまとめ http://togetter.com/li/829376 @togetter_jpさんから
寺社に油事件の別方向からのあれこれ - Togetterまとめ http://togetter.com/li/829474 @togetter_jpさんから
寺社に油事件の別方向からのあれこれ2 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/829812 @togetter_jpさんから
こういうまとめを読んで、ざっくりした感想をひとこと。
キリスト教でもイスラム教でも法華でも念仏でも平田神道でもいいんだけど、「我らこそ真の教え、ほかは邪教、異端、デマ、詐欺、鬼畜のサタン集団。やつらを信じてる奴は地獄で骨まで焼き尽くされる」と「思う」「語る」ことは一向に差し支えない。差し支えないというよりは、それは宗教の本質としてどうしようもない。
これだな。「大丈夫というかどうしようもない」というやつだ(笑)
もちろん、宗教の内的論理により、そういう発想が否定されるかもしれない。されないかもしれない。どっちにしても、彼らには「宗教における見なしの自由」がある。
「見なしの自由」は僕の造語なのでいまいち分からないだろうが(笑)
宗教における「見なしの自由」を擁護する…彼の為でなく、我が為でもなく。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20111109/p3
という記事を軸にしつつ、興味のあるひとはその単語で検索してください。
或いはこの自由の象徴たる女神
のイラストをクリックし、下のリンクから飛ぶこともできる(笑)。
で、それを実際の行動に移さなければよろしい。行動に移さなければ
こういう人だって、よき市民として共存共栄していける。
行動に移した場合は、世俗国家が全力で叩き潰す。
彼らは「ああ本当は、祭政一致の、真の神に祝福された神聖国家を作り、異端邪教の獣たちを聖なる炎で一掃したいのだが…それを法的な罪だというおろかなサタンの徒が俗権を握ってそれを禁じているのでやりたくてもできない。神よ、一日も早くハルマゲドンを開始してください」と祭壇に毎日祈る……
それで世の中、すべてこともなし。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140706/p3
「じゃ、問題は何なんです」
「私が言いましたのは三点です。まず国立戒壇で憲法違反云々のとき、『教義が憲法に違反して何で悪い、われわれにとって法華経が絶対である』と言わなかったのか。こう言わなければ信教の自由が犯されるでしょ。
第二に公明党との関係ですがそのとき『宗教政党で何で悪い』となぜ言わなかったのか。こう言わなければ結社の自由が犯されるでしょ。
第三に・・(後略)
その世俗の法に、神の法が屈服するのをよしとしない「ヘロデの熱心党」はかならず一定の割合でいるだろうが、それは法の裁きの下、「殉教」(死刑という意味じゃないよ。応じた罪に応じて罰に服してもらうってこと)してもらう。
信長が比叡山を焼き、秀吉が僧兵からなぎなたを取り上げ、家康が東本願寺と西本願寺に分裂させた、その遺産を元に、世俗は神の上に立つ。