・前回の大会を録画失敗したんで、前の大会も合わせてみることになった。
アンデウソンは体格差もあり、終始優位だったように見えたが、「2連敗からの復帰戦」「骨折からの復帰戦」というふたつの条件があった以上、まさにその「優位」を得た状態で、リスクを侵してのKOトライというのは難しかったろう。そのへんは仕方ない。
・ダンヘンがゲガール・ムサシに敗れたのも仕方ない感じはある。ダメージの蓄積とか、そういうことがあるのかもしれない。いわゆるヘンドボムことストレートパンチが決まれば誰でも倒せる、という一発はありつづ、徐々に下っていくのだろうな。あとどれぐらい見られるのだろう。そしてムサシは、どのように上がっていくのだろう。
・グスタフソンはスウェーデンでの試合で、3万人も集めていたんだね。アイルランドのノートリアスにも負けない「地元のスーパースター」だったんだ。この前書いた、「1人のスーパースターでMMAブームが来た国に、その後MMAが定着するか?」は、凱旋試合で敗れたグスタフソンの今後と、スウェーデンのMMA人気のその後を見ていくといいのかもしれない。北欧ではバイオレンス規制の運動も根強いとかいう話も聞いているが…