最初の放送が2時間枠に収まらず延長時間の枠組みだったので録画失敗してしまい、再放送にて見たのですが…
★UFN59:メインイベント・コナー・マクレガー vs. デニス・シヴァー - 格闘技徒然草 http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20150119/1421642775
……マクレガーの左がヒット。飛び膝もヒット。シヴァーが左を返す。・・・…レッグダイブ。一瞬倒れたがすぐ立ったマクレガー。ケージに詰めてガードを固めるマクレガーにパンチのラッシュ。ホーン。
1Rはマクレガー。
2R。マクレガー左ハイ。シヴァーもミドルやローを返す。バックスピンをボディに入れたマクレガー。飛び膝。左。左をもらい、ダメージが蓄積したかついにシヴァーダウン。マクレガー上になるとマウント。ヒジ・パウンド。ガードしていたシヴァーだがハーブ・ディーン止めた。
この前書いたように「アイルランドではスーパーヒーロー。『UFC』より『マクレガー』が知られている」という、キャッチーな話題性があるので、そっちで注目したら……実は試合が、とてつもなく面白い。いやあ、ちょっと互角のシーソーゲームじゃなかったけど、逆にいうとシーソーゲームじゃないのに、UFCの中でも歴代五本の指に入るような面白い試合だったよ!!
不思議なことに、こんな面白い試合なのに今まで印象がなかった(笑)。
いや、言い訳するとさ、これだけたくさん選手がいると…、プロ野球やサッカーでまず出場機会がないと、実力ある選手が実力をアピールできないみたいなもんでさ、ファンもまず「この選手に注目しようかなー」というきっかけがまずないと、ずらずら出てくるバックグラウンドがわからん外国人選手の試合を流し見しちゃって印象を持つ「以前」なんだよね。
だから、ちゃんとフラットに全試合を見て、そこから注目選手を徐々に構築してく「格闘技徒然草」はすげーわ。
でもまあとにかく、今回は「メイン」「アイルランドのスーパースター」という、注目増幅器があったので、逆に集中して見られて、そして面白さに驚愕した、というね。
過去の試合はファイトパスで見られるかな?
あとで見てみよう。
そして、カラテで勝っている!!
マクレガーの技術を紹介するこんなページがありました
http://ch.nicovideo.jp/MMA/blomaga/ar553941
今回は特に目を引き、重要な4つのスキルを紹介したい。
構え
柔らかい左
不可視のハイ
フットワーク
その1 [構え]
まるでリョート町田のような空手ベースのマクレガーの構えには2つの重要な要素がある。
1、姿勢
背中が真っ直ぐに伸び、肩の力が抜け、首が体にきれいに支えられている。ガードが下がり顎が上がっているが、この姿勢により驚異的なタフネスを誇る。
2、スタンス
ほかのファイターよりも重心が低く、これにより
・力に頼らずリーチを生かした打撃が打てる
・ブラジル人ファイターにありがちな蹴りを打つとき体勢が崩れることがなくなる
といったメリットがある。
2、柔らかい左
強いストレートを打つには重心を 前→後ろ→前 に移動する必要がある。マクレガーの左には、その重心の移動が必要ない。1、重心を前にして構える
2、肩を一直線に相手に向け、膝を伸ばす、この時肩が尻より前に出るようにする。つまり体を前方向に回転させるこれにより相手は、マクレガーの左は被弾するまで認識することができない。
…(後略、リンク先へどうぞ)
空手幻想、というのは、組みあり投げありの試合でこうやって戦って勝つことだったんじゃないか。いや既に堀口恭司もリョート・マチダもいい試合で勝っているが、それでもなお、マクレガーはスゴイ、と。
もちろん、「マクレガーはがっつりとしたレスラー系とは戦ってない」「プロテクトされている」とも言われるところであるが、そちらも楽しみとして、今後はやっぱり期待したいと思います。かならずしも「ジョゼ・アルドに勝って戴冠、最恐になる」という期待の意味ではない。
空手好きにUFCの試合をまとめると
どんな試合がいいのでしょうね、やはりリョート、堀口、菊野、そしてマクレガーか。打撃ということでいうとアンデウソンか。
再放送は2月10日。マンスリーベストにも入るだろう。
http://foxsports.jp/program_info/battle/315474+FG+20150210210000
UFC on FOX SPORTS マグレガーvsシヴァー[二]
2月10日(火) 21:00 - 23:00
マンスリーベストなどは
http://foxsports.jp/program_guide/battle