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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

一人のスターによってブレイクした競技は、その後どうなるだろうか…人気者コナー・マクレガーが登場(19日)

[生]UFC on FOX SPORTS マグレガーvsシヴァー[二] 
1月19日(月) 12:00 - 14:00
解説:中井祐樹/実況:清野茂樹
開催地:ボストン(マサチューセッツ州
フェザー級ランキング5位のコナー・マグレガーと2012年にフェザー級に転向した9位のデニス・シヴァーが激突!
UFC4連勝中で2戦連続でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞しているマグレガーが勝利してベルト挑戦に近付くのか?
それともシヴァーがそれを阻止するのか?
※変更の可能性あり

このコナー・マクレガーは「人気者である」ということが報じられることが多い。アイルランドの選手だ。その国籍のUFC選手は、あと何人いたかな?どっちにしても少ないのは間違いない。

単身、世界のケンカ最高峰の場所に出向いて好成績を挙げる。
人気者になる。
分かりやすい話ではある。
本来だったら絶頂期の岡見勇信はこういう扱いを受けるべきだった、的な思いもわくが、マクレガーの試合をアリの巣穴作りと比べる人はいないのだから仕方ないか。
 
岡見勇信
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130929/p1
 

ま、それはどうでもいいねん。マクレガー、マクレガー。
2013年にアイルランドのグーグルでもっとも検索されたアスリートやねん。

D

http://www.irishnews.com/news/from-mixed-martial-arts-to-music-festivals-ireland-was-all-agoogle-in--1310455
 
 
US Singer Miley Cyrus, irish mixed martial artist Conor Mcgregor, the victorious Lions rugby team and twerking were some of the most searched-for terms on google in Ireland this year. According to the google's trends for 2013, the eurovision song contest and the republic's property tax also preoccupied many irish web users this year. However, the top two searches were for budget airline Ryanair and US actor Paul Walker, star of The Fast and the Furious series of action films, who died in a car crash last month. Glee actor Cory Monteith, who died on July 13 from an alcohol and heroin overdose, was the third most popular search.

http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1622.html
……前評判は目にはしていた。いわく、「コナー・マクレガーアイルランドではUFCそのものよりでかい存在」「マクレガーがメインイベントなら、8万人のスタジアムも満員必至」……
(略)
国民的期待を背負って入場してくるコナー・マクレガーには、何かを背負っている人独特の、責任感あふれる英雄オーラが出まくっている。こういう姿のは滅多に見れない時分の花だから、せっかく同世代にMMAファンをやっているなら、念のため見ておいた方がいい。試合の方はマクレガーが、名勝負製造器のブランダオに名勝負を作る間も与えずあっという間に追い込み、不思議なくらい棒立ちにさせておいて、殴り倒したのであった。まるで電流に打たれたかのように爆発する観衆。会場の天井は落ち、床が抜けそうだ……
コナー・マクレガーの試合後インタビュー。インタビュアーはダン・ハーディ

1Rで片を付けると言っていただろう?だから言ったとおりに1Rで終わらせたんだよ。
アイルランドのの土の上で俺を倒せる男など、この世に存在しない。
これから控室に戻って、ロレンゾ・フェルティータとウィスキーでも飲みながら、次回のサッカースタジアム大会の計画について話し合うとしよう。
去年から言っていることだが、われわれはUFCに参加(take part)してるんじゃないぞ、乗っ取るんだ(take over)!

まったく万々歳である。
その国を代表する格闘家がUFCに参戦する。その選手が国民的大スターになる。今まで不毛の地だったそこに「格闘技マーケット」が生まれる…


だが、我々はスイスのアンディ・フグを知っている。
日本の魔裟斗を、佐竹雅昭を、知っている。

彼らはその落日と共にブーム、人気を持ち去ったのだろうか。それともやはり今の日本の現状はタネをまき、芽吹いたといえるのだろうか。

まだまだ、結論を出すのは早いのかもしれない。
ただ、アイルランドでコニー・マクレガーが国民的大スターである、という話を聴いて、そんな思いがふっと頭をよぎったのも事実だ。

アイルランドは骨っぽい”(いわゆる)男らしさ”、”うでっぷし”を好むという俗説

を聞くが、それが影響してたりするのかね?
そういう土壌からマクレガー人気が生まれたのなら、もっと以前からMMAがもっと草の根的にあった気もするが…まあ、民族性のイメージとか伝統をあまりあれこれいうのも危険かもしれない。一仮説ぐらいにしておこう。