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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

エリック・シウバの技術革命「タックルの攻防でのヒールキック」に思わぬ落とし穴が…

昨日書いたこの話。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140217/p1
すんごく気になったのはエリックの(※相手にタックルで片足をとられているときに)もう片方の立ってる足を、ジャンプしてかかと蹴りを仕掛けるという戦法。実に斬新というか、「そんなことやって大丈夫か?」感が…。
あれ、新しい技術として定着するかな?それとも佐藤の負傷とか、エリックの驚異的な身体能力が生んだ特異で特殊な何事か、なのかな??

たしかにエリックならではの、特異で特殊な何ごとかでした。
 ↓

https://twitter.com/madchonan/status/435422172106878976
Ryo Chonan ‏@madchonan 7時間
ヒールキックはあの状態では反則です。@captude71: エリック・シウバ「ヒールキックが使えることは確信していた」「佐藤がケガしたことは分かってた」|MMA IRONMAN|http://bit.ly/1j4mQ2q #UFC #UFN36 #ufcjp #mmajp

あっそうだ!
実は佐藤選手は膝をついていたから、足で顔面を蹴ったら両者寝技状態で顔面を蹴り上げられるのと同じなんだよ!
図解するとこう。

どっちも両足の裏以外をマットにつけている「グラウンド」状態で、キックを顔面に当てているのだから、同じ反則行為だったのだ。
気づかなかったな。
そもそも反則だから、ほかの選手もこれまでやらなかったし、これからもこの技術はUFCでは広がらない。
まあ路上の実戦や、サッカーボールキックも認めるパンクラスの試合では……やっぱりほかの人が簡単につかえるとも思えないが(笑)