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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

リョート勝利でミドル級は「ワイドマンvsブラジル連合」?/佐藤豪則敗れる

リアルタイムでは見られず、録画をかなり疲れた状態で夜遅く見た。


試合の詳細は
○ミ\(・_・ )トゥ ←丸投げ

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20140216

んでランダムに感想。
 
・リョートの神秘ぶりはさらに増して、ほんとに堀口恭司菊野克紀が勝ちあがったらUFCをkWo(カラテ・ワールド・オーダー)が席巻しそうな勢い。「距離を取ったカウンター戦法だから、判定に持ち込まれると手数と前に出た時間で相手に取られる」という指摘も、要所要所で踏み込んでの打撃をまとめる今回みたいなカタチなら大丈夫なんじゃないか。

そして足払い。世の中タックルとそれを切る攻防で、スタミナとダメージを双方が蓄積させていく消耗戦がトレンドなのに、あんなに足払いでストンと相手をテイクダウンさせちゃってええんか。堀口も足払いを使うが、あれでテイクダウンを奪えるなら、非常に対ワイドマンもいい感じになろうというもの。
しかし、アンデウソンはまだ治療に時間がかかるとして、ヴィトーベオフォート、ジャカレイ、そしてリョートがひしめき、前の試合の勝ち方から見ると皆、「挑戦しておかしくない!」と思わせる連中でしょ。せっかく伝説を破ったワイドマンなのに、実に厳しい。浅井朝倉、本願寺比叡山武田信玄上杉謙信が集結した信長包囲網レベル。
さてブラジル人による対ワイドマン大包囲網を、王者は突破して天下布武を成し遂げられるか。


・佐藤豪則、世界にアームロックの切れ味を見せるに至らず、1R敗戦となってしまった。
最初のエリック・シウバの三日月蹴り(だよね)は、肋骨を折るものだったという。
twitterより

佐藤豪則 takenori sato ‏@takenori0608 15時間
すいません、良いところなしでやられました。完敗です。一から出直します。
 
ただいま、帰りの飛行機乗り継ぎでサンパウロです。何故か荷物が来ないって言うアクシデントに。最後まで何かあるブラジルです。
 
そして、沢山の暖かいコメント本当にありがとうございます。とても嬉しい。落ち着いたらコメントお返しします。特に青木さんと北岡さんのコメント本当に嬉しい、自分もお二人の事大好きです!

Ryo Chonan ‏@madchonan 15時間
肋骨折れました。応援してくれた皆さんありがとうございました。 pic.twitter.com/6IhCyHbNnE

北岡悟(Satoru Kitaoka) ‏@lotuskitaoka 15時間
@takenori0608 一からじゃなくていいです!俺はタケノリさん誇りに思うよ!本当にお疲れ様でした!気をつけて帰って来てくださいね

青木真也 | Shinya Aoki ‏@a_ok_i 16時間
この結果は受けた時点で分かってたでしょ。俺はこの試合を受けざるを得ない状況を変えてくことが重要だと思うよ。乾坤一擲でチャンスに賭けたんだ。よく頑張った。地球の裏側まで行ってよくやったよ。よく練習した。
 
こんなに切ない思いはしたくない。俺は。たけちゃんのこと好きだな。
 
こんなに切ない事は早々ないな。本当に思うとこは沢山あるが言ってもわからないんだな。皆さん。ただ近い距離の人は傷ついて欲しくないし幸せになって欲しい。本当に。
 
格闘技がどうこうである前にその思いが強い。極論は勝っても負けてもどちらでもいいんだ。とにかく幸せを感じて欲しいしそれが格闘技の持つ意味だとも思ってる。格闘技は勝ち負け決めるもんじゃなくて豊かになるもの。


なんとかテイクダウンして、勝っても負けても桜庭和志譲りのアームロックを仕掛ける場面だけは作ってほしかったが、ままならないものだ。リンク先でも「相性が最悪だった」と書いてあるが、最初から10のうち10の力を全開にして打撃を仕掛けてくる彼の攻撃がまさにうまくはまると、粘って粘ってペースを最後に奪い、極めにかかる佐藤選手のタイプはちょっと見せ場が作れないのかもしれない。
ショート・ノーティスの代役出場のときは、主催者も「力を出し切れないかもしれないから」と2試合契約を結んでくれることもあるという。そんなチャンスが得られていることを祈りたい。とにかく世界に「サクラバからサトーへ受け継がれたアームロック」を見せつけないと納得いかない!


・しかし、片足タックルを狙う相手に足一本を持たせて、その代わり顔面に打撃を集中・・・というのは高橋義生が得意とした戦法だそうだが、(最初のキックを効かせてたとはいえ)それでKOを奪うにいたるのはやはりエリックもすごいのだろう。両足タックルへの対処で、ちょっと違うけどラヴィス・フルトンラヴィス・ブラウンのジョシュKOもある意味似ていたな。
でも、さらにすんごく気になったのはエリックの、もう片方の立ってる足を、ジャンプしてかかと蹴りを仕掛けるという戦法。実に斬新というか、「そんなことやって大丈夫か?」感が…。
あれ、新しい技術として定着するかな?それとも佐藤の負傷とか、エリックの驚異的な身体能力が生んだ特異で特殊な何事か、なのかな??



・ブラジルのあのUFN興行はなぜか夜遅く、真夜中にやってたそうだ。午前2時とかそういう時間帯で、宵っ張りとかそういうレベルじゃねーぞ
で、そのときに清野茂樹アナがいうには「真夜中のリョート&ムサシ!」……自分の「真夜中のハーリー&レイス」の宣伝じゃねーか(笑)。

http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/nwa.php
格闘ロマンを追求するプロレスのトーク番組。
毎週(火)深夜3時から 清野茂樹がお送りしています。

東京都ミズーリ州生まれ。 我こそがチャンピオンだ!と言い張り、 勝手にチャンピオンベルトまでこしらえて 様々なジャンルで活躍する方々を挑戦者として スタジオにお招きし、トークによる王座防衛戦を繰り広げています。

前回も、勝った選手が最後の勝利コールのときに敬礼しただけで「勝ったゼァ」とか勝手に選手にセリフを挿入(笑)。こういうプロレス界へのひそかな我田引水がおもしろい(笑)。