http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20140107/enn1401072346031-n1.htm
歌手やテレビ司会者として人気のタレント、やしきたかじん(本名・家鋪隆仁=やしき・たかじん)さんが死去していたことが7日、わかった。64歳だった。昨年3月、食道がんの治療に伴う休養から1年2カ月ぶりに復帰したが、その後再び体調不良を理由に休養していた。
自分はやしきたかじんというと、実に平凡だが
を歌った人、というイメージがまず先に来る。昔懐かしい葛藤だが「アニメの主題歌なんかで、自分のイメージを見られたくない」という反発も本人はあったとかね。
さらに「大阪で生まれた女」が彼のような、彼でないような気が。調べれば分かることだが、
しかし、実は親族に、京都に一時住んでいた人がいてな。
「関西一円にとんでもない影響力を持つ、なぞの人物がいる。テレビは軒並み、とんでもない視聴率をたたき出している」
「天下国家にも一家言あり、それによって日本の世論、政局を確実に水面下で動かしている」
「なんか、番組がその司会者がマスターのバーという設定。そこにお客としてゲストが来る」
そんなあやふやな伝説がね。……しかし、彼の顔も話も全然知らない。しかも名前が、どっちが姓でどっちが名前かわからん。さらに「かまやつひろし」と混同する(それは俺だけだ)。奥州藤原氏みたいななぞの第三勢力っぽかった。
とはいえ、情報革命…つまりインターネットで動画というものもUPされるようになったり、「やしきたかじんのXXXという番組でこんな議論があった」とか、そんなかたちでじわりじわりと「やしきたかじん」とその番組がどういうものか分かってきた。
とはいえ、アップ動画を最初から最後まで見たりもしないので、彼のトークにそんなに影響力がある理由も結局はわからなかった。
ただ、
そのように大阪を拠点にしながら、そこでの世論の沸騰を東京に浸透させる……そのスタイルこそが、何にもましてやしきたかじん氏の一番の批評であり、個性だったのではないか。
そしておそらく、その芸風はミヤネ屋もふくめ継ぐことはむつかしいだろう。
60代半ばの死は、いかにも早かった。
なんとも不思議な感慨を抱く。
ライリー ライリー ライリー リラー 命かけて誓えど
ライリー ライリー 背中の 羽根はすでに破れて
飛び立てば闇 振り向けば闇 光ははるか遠くに 見えない
それでも真実は 伝わるはずだと……