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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

完勝ジャカレイ、賞賛するしかない…だが「岡見は打撃を無意識に恐れてる(イップス?)」との意見も

ちょうどブログ休み中に行われたUFN。

セミファイナル・岡見勇信 vs. ホナウド・ジャカレイ
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20130905/1378386429
ジャブを牽制で出す岡見に対し、ジャカレイは強烈なミドル!さらに前蹴り・パンチを叩き込むと組み付いてパンチ連打!ガードの上から連打連打。ガードを固めて何とか凌いだ岡見。ダメージはそれほどでもなさそう。ジャカレイ強烈な右!岡見ダウン!上になったジャカレイが右のパウンド連打!もらい続ける岡見。レフェリー止めた。

パンチが更に重くなっていたジャカレイ・・・・・・(後略)

この試合は、野球解説の別所さんが編み出した…のかどうか知らないけど、「いやいや、これはXXXの失投じゃなくて、打った○○を褒めるべきでしょう!! うわははは」的に、
 
「勝ったジャカレイを褒めるべきでしょう!」
で済む話かと思っていたのですよ。あんまり考えなくていいし(笑)


ところが。

http://kakuchu.blogspot.jp/2013/09/ufn2728ufc164.html
岡見についてだ。アンデウソン・シウバ以来、明らかに打撃に対する反応がおかしくなっているように思う。アンデウソンとボッシュへの2連敗で、精神面に大きなダメージを負ったのはほぼ間違いないだろう。彼はアンデウソン戦以来、勝っても負けてもかなり危ういシーンが多く見られるようになった。いい打撃を貰うと、そこから身体が巧く使えなくなる……
……オーバーハンドを一発貰うと、壁際で頭を抱えて顔を下げて横に逃げ……ダメージがそこまであったようには見えない。だが彼は過剰に怯み、本能的に防御反応を取ってしまっているように見えた。

…この症状が出て再び元に戻った選手を見たことが無い……PTSDの一種…この症状が出た選手の凋落が激しいのを私達は目の当たりにしてきた。メンタルの問題は精神論ではどうにもならない…

「この症状」の他の選手の例としてアリスター、ミア、カンプマン、アルロフスキー、などが挙げられている。ボブ・サップもそうなのだろうか。
医学的な形でこれが裏付けられるかは分からないけど、まあそういう医学的な文書などより、「はじめの一歩」が有名ですね。ウィキペディアの「はじめの一歩」より

茂田 晃(しげた あきら)
声:吉野裕行
(略)…千堂の殺人的なラッシュの反撃を受け、千堂対策で身に着けたライトクロスも通じることなく、レフェリーストップで3RKO負けを喫した。試合後、千堂への恐怖から拳そのものに恐怖を覚えるパンチ・アイ症状に陥った様子が見られ、鴨川会長から再起不能であると言われていた。誕生日は1月29日。

もっと広い範囲と意味で使われる「イップス」。

■WBC戦士“内川聖一”が苦しんだ「イップス」とは?
http://matome.naver.jp/odai/2136473228396700201
イップス(Yips)は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことである。本来はパットなどへの悪影響を表すゴルフ用語であるが、現在では他のスポーツでも使われるようになっている。


内川選手はイップスで内野守備においての送球に不安があるが、外野からの送球は比較的安定している。
元々、内野手であったがイップスのため、送球が安定しないので外野手にコンバートすることにより、イップスを克服した選手である。

繰り返しだが、選手が試合の中で打撃を恐れるそぶりを見せても、実際に効いているのか心理的なものなのか結局テレビやリングサイドで見てたってわからない。その克服も、根性でやれるのか、医学的な措置が必要かなども、かなり境目はあいまいだ。


ひとつだけ云えるのは、岡見勇信がここで終わるはずはない、という一点である。