http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2012/2012061502/11.html>>
■試合後のマイク
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北岡 なめんじゃねーぞ! これが初代戦極ライト級王者の強さです。俺はさいたまスーパーアリーナで青木真也や五味隆典と戦ってきた男です。なめんじゃねーぞ!(ファンに)日本の格闘技、面白いでしょ! DREAMもまだまだ終わってないと思うので、またやってどことも契約してなかったらオファーください。DREAMも、DEEPも、パンクラスも、日本の総合格闘技、最高です! また明日生きるぞ!(マイクをマットに叩きつける)。
いやあ、スリリングな試合でした。1Rは北岡悟がテイクダウン成功、しかしそこから立ち上がる菊野克紀!2Rはタイミングを見極めたか、次々にタックルをきっていく菊野。伝家の宝刀、三日月蹴りも成功!しかし三日月蹴りにはさらなる前進で対抗せよ、とのセオリーを守って引かない北岡。タックルはだめでも、組み合いから飛び乗ってのフロントチョーク狙いで牽制。
そして3R、もう一度のテイクダウン成功!!これが勝負を決め、バリエーション豊かなフロントチョークは極め技にはならなかったが、見事に相手を追い詰めていった。
両選手の個性も出た、満足の試合となった。
この勝者と、セミで、こちらも十分のらしさを発揮し、面白い試合で王座を獲得した中村大介が交わるかというと交わらない可能性が大きいわけだが(菊野はすでに中村に勝っている・・・)、まあ大一番のあとで次を考えても仕方ない。
今後は前田吉朗、金原正徳、横田一則などが次々とDEEPで闘う。「元メジャー」といえばくくりは単純だけど(笑)、それだけではないDEEPならではの戦いを見せてほしい。
ヤン・ウェンリーが、ラインハルトが途中で倒れれば、ユリアン・ミンツが、ミッターマイヤーが、その経験や才能はどうあれ後を継ぐほかないではないか(説明抜きで、銀英伝を喩えに出すなよ・・・)。
日本の、「現在の最大メジャー」の恍惚と不安、二つながらDEEPにあり。