http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20120429-OYT1T00426.htm
加藤博剛が柔道日本一、全日本で石井竜太破る
柔道・全日本選手権(29日・日本武道館)――体重無差別で争い、90キロ級を主戦場とする加藤博剛(千葉県警)が初優勝を飾った。
重量級以外の選手が日本一になったのは、1972年大会の関根忍(中量級)以来。
おめでとうございます。
さて、自分のブログに加藤選手の名前で検索しての来訪者が多く…その結果、自分でもこのエントリがあったことに気付いてしまった。
■08年、日本柔道の最強寝技師が一本でBTTに敗れた(ゴン格より、加藤博剛vsフラビオ・カント)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090211/p3
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松原隆一郎
「(前半略)…日本の柔道界は柔術家と練習するような稽古を『日本柔道じゃないから』と否定する。そうすると、カントvs加藤戦(2008年10月の世界柔道団体選手権。アテネ五輪81kg級銅メダリストでBTTでも練習する柔術黒帯のフラビオ・カントが、日本の寝業師・加藤博剛を腕十字で破る)のようなことが起きてしまう」
磯部
「僕は加藤は大学生の学連の試合も見ているんですよ。そこでは、相手がデカかろうがなんだろうが全部取っちゃうんです、”加藤返し”で。全日本選手権でも森大助から崩れ袈裟固めで一本勝ちしていますから。そういう選手が一方的にオモチャにされて敗れたことは衝撃的だったと思います。カントは柔術の基礎がありますけど、柔道的に見ても日本の本筋の柔道だと思いますね。しかも、あの試合で加藤は組んで内股で潰されてから十字に入られており、何の言い訳もできない敗北だったんじゃないでしょうか。正直、加藤が十字を取られたらお手上げでしょう。加藤を上回る寝技の選手は少なくとも81kg級ではいないわけだから。」
もちろん4年の時間を経て、加藤選手もいまやかつてとは別人の強さになっているのかも。というかどちらにせよ、あの体重での全日本制覇は快挙。
しかし!カント戦はそれはそれとして、また日本選手を応援するだしないだは別として、寝技好きは必見の一戦だからこれを見ずには…紹介せずには、いられない。
桑原幸一のブラジリアン柔術日記
現在はhttp://grascobjj2.iza.ne.jp/blog/にて、日記を執筆中です。こちらをお願いいたします。http://grascobjj.iza.ne.jp/blog/entry/755713/
カント選手はアテネ五輪81キロ級銅メダリストで 、ブラジリアン柔術の黒帯です。
ブラジルではブラジリアントップチーム(BTT)で練習をしているそうですね。
いわゆる柔術的な変則組手で、引き込み等を多用し、寝技で一本を取るのが得意だそうで、柔道よりは柔術的な動きをするようです。寝技やそこまでの持ち込み方が非常にうまく、私も何回かビデオや映像を繰り返し見ながら研究させていただいてます。