日本時間では21日午前あたりに試合がある青木真也vsエディ・アルバレス。
日本では残念ながら放送がないが、なぜか日本のファンがあちこちで試合展開をつぶやく(笑)でしょうからそういうのに注目。
アルバレス「護身開眼」?「こっちが何もしなければ、アオキは何もできない」
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1313.html
Q 青木はメレンデス戦では精彩を欠いていました。彼が見せた弱点は何でしょう?
(略)自分のゲームをやらせてもらえないと、ああなってしまうんだ。ギルバートは青木をしっかり封じ込めていた。…(略)攻撃して、プレッシャーをかけつつ、同時に注意深く守りを固める。
青木は僕とはまるで違うスキルを持ち込んでくるし、アグレッシブな相手をうまく罠にかける。突っ込んでいくだけでは、やつに利用されてしまうだけだろう。
青木には何も差し出さない。そうすれば彼には戦いようがない。
ふうむ、護身開眼だ。護身完成だ。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/1263/magbag1.htm
「10の力で攻撃されりゃ、10+己の力で反撃出来るってワケね。」
「よくできてるじゃろ。」
悪びれる様子もなく抜け抜けと答える渋川に対し、独歩はその身を立ち上げ、こう続けた。
「けどよ・・・オレが敵じゃなくなったらどうするね?達人・・・へへへっ立っちまったぜ・・・止めをささなきゃなァ・・・ジッちゃん。」
立ち上がりはしたが、攻撃は全て「合気」という名の下にはじき返され、その力は独歩自らに及んでいるのだ。今更立ち上がった所で一体何が出来るというのか?達人の技はあまりにも完璧である。独歩に打つ手があるのかっ!?
「攻めないぜ。」
こう発して仁王立を決め込む独歩。これに対して渋川は独歩の周りをテクテクと歩き周り、
「理想的です。何もしてこない相手には何もする必要はない。従って・・・そこには争いが生まれようもなく、勝ちもなければ・・・負けもない・・・。理想の世界です。」グラップラー刃牙 (36) (少年チャンピオン・コミックス)
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それに対して青木真也は・・・・文章や記事はないけど、2011年12月31日に、今回セコンドにつく人と戦ったときの映像が何より雄弁だろう。
2009年から、これほどムエタイにリスペクトをしていた彼だが、いまや「趣味」ではなく完全な実践家となった。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/200908210012-spnavi.html
その、昨年大晦日直後のtwitterなどをまとめた「2012年1月の青木真也」
http://togetter.com/li/239807
には、こんな言葉が残っている。
a_ok_i2012/01/01 17:06:48
ムエタイは距離の競技なのです
空間を切り取る、という言葉も出ている。
しかし・・・アルバレスといえば、MMAの中でも屈指のアッパーカット使いでもある。
ムエタイの守護神、”首相撲”はアッパーカットとかみ合う。もちろん、首相撲がアッパーの餌食になることもあれば、アッパーが首相撲からのヒザに屈することもある。
果たしてどうなるか。
一つだけいえるのは、最初の試合と同じにはならない、ということだ・・・・
まさか、こんな展開にならんだろうな。
ならボクは部屋を出るまで(『バキSCC20巻』)
かつてマホメド・アライ(モハメド・アリ)に対してアントニオ猪狩(アントニオ猪木)がそうしたように、ボクサーは相手に寝転がられてしまうと何もできなくなる(ちなみにこれはアントニオ猪木のとんち)。範馬勇次郎にこの「アリ・猪木状態」を取られたマホメド・アライJrは、「強者たる相手が勝手に寝てくれている。よかった、何事もなくて。」と言い残して部屋を出て行ってしまった。見事なとんちに一本取られてしまった範馬勇次郎が悔しさに地団駄踏んだのは言うまでもない。